2012年8月26日 大井川鐵道で夏のオフ会パートU


毎年恒例、イギリス在住の秩父路号所員の一時帰国が8月24日とのこと。ところが、裏辺研究所夏の大旅行は既に紹介済みのとおり8月11日〜13日でした。ということは、残念ながら今年は他の所員とあまり会えそうにないですね・・・という話をしていましたが、そうはさせないのが所長です。 目標を大井川鐵道に定め、デューク所員を強制招集し、ゼニガタ所員を呼び出し、ネオン所員を呼び出し、いざ出発です。ゼニガタ所員に至っては、京都での夜勤明けにE1系新幹線を撮るために25日に上京し、我が家で1泊。なんてタフなんだ!

さて、新幹線だろうが在来線だろうが、接続の都合で藤沢から大井川鐵道への所要時間は殆ど変わらないという状況下、青春18きっぷを使用します。ということで、今回はあまり交通費はかかりません。まあ、大井川鐵道の運賃が高額ですが。 では藤沢駅よりゼニガタ所員、秩父路号所員と出発します。

前日夜にアニメ「花咲くいろは」に益々ハマって、「ホビロン!」とゼニガタ所員が叫んでいたとか、当日朝に寝起きが悪いゼニガタ所員に、「天空の城ラピュタ」のブルーレイを再生したところ、ムスカ大佐が登場した瞬間から、ムスカ大佐の台詞を一言一句間違えずにシンクロしてしゃべり出したのは、内緒の話。 そして、途中を一気に飛ばして「バルス!」のシーンで、秩父路号所員がツイッターで私に「バルス!」と送ってきたのは、彼の本心だったか(爆。 おっと、前置きが相当長くなりました。

由比駅にて。・・・もちろん、(漢字は違いますが)想像するのはアレですよね! 由比正雪の乱、いや、そういう歴史上の真面目なネタではありませんので。

そして金谷駅に到着。湘南帯の211系はJR東日本からは消えそうな勢いですが、JR東海管内で今後も当面は見られそうですね。しかし、東海の211系はトイレが無いので、腹具合の悪い所長には恐怖の列車です。

そしてデューク所員、ネオン所員とも合流。もと南海電鉄の21001系に乗車します。冷房が片方の車両しか効いていないなど、老朽化は凄まじいもので・・・。

さて、列車は鉄道会社名のとおり大井川に沿って進みます。

そして川根温泉笹間渡駅で下車し、近くの鉄橋で、もと近鉄16000系を撮影。 鉄道模型みたいなシーンですなあ。

そして、今回の旅行の密かな目的であるC11 227号機「SLくん」を撮影。

この夏限定の姿で、青い機関車に目とまつげと赤ネクタイ。ギャー!

いやはや、思い切ったことをしたと思います。こんなネタ、次回あるかどうかわかりませんので、撮影しておくしかないですね。・・・と思ったら、その後はトーマスが登場するとは。

さて、この日はSLが2往復していまして、次の列車までかなり時間がありました。もちろん、別の場所に移動して撮影・・・という手もありますが、今回は近くにある川根温泉ふれあいの泉で温泉にゆっくりと浸かり・・・。

美味しいものや、昼からビールに舌鼓を打つことにしました。氷川副所長とは最近多い「ゆったり」旅行ではありますが、その他のメンバーでこれは非常に珍しい! 皆さんにもご堪能いただけたようで、企画者としては何よりでした。

で、すっかり盛り上がってデュークさんのカメラで集合写真を撮ることに。 デュークさんの命名(一部除く)で、ゼニガタ所員=ナニワの商人、秩父路号所員=英国紳士、デューク所員=ゴミ、所長=所長、ネオン所員=名古屋の皇后陛下となりましたとさ。デュークさん、本当にそれでいいの?(笑)

さて、2本目のSLは正統派の姿。しかし、煙が下に流れてしまい、客車が全然写りません・・・。

いやあ、これは実にええですなあ。

昔はそれほどSLに興味が無かったのですが、この武骨な雰囲気がたまりません。

さて、今度は16000系に乗車して千頭駅を目指します。

一同の熱気も最高潮。誰かから「ひょん君さんを裏辺研究所の中に明確に取り込んだほうが良いよ〜」という発言が出て、採決の結果、このように全会一致で、ひょん君さんを最高顧問に勝手に任命することになりました。ということで、よろしくお願いします(何を?) (写真はデュークさん撮影)

さて、大井川鐵道の千頭駅に到着しました。

西武鉄道から購入した電気機関車も留置されていますが、まさか、このまま使われること無く朽ち果てる・・・なんてこともあるのでしょうか。

一旦改札の外に出て、井川線の列車の走行シーンを撮影します。本当は乗ってみたかったのですが、時間の都合上、SLに乗るか、井川線に乗るかの2択となるため、断念・・・。どちらにしても、トイレ無しのこの列車。お腹の弱い私には、相当ハードルが高いです。

続いて、千頭駅の脇を歩いてみます。

いました。SLくん、待機中です。うほっ。

続いて、さらにもう少し歩いてSLくんの走行シーンの撮影を狙いますが、良い場所は既に先客の方々に押さえられており、この程度しか撮影できませんでした。

しかしまあ、ええ風景ですなあ。

千頭駅に戻ってきますと、何やらC11 190号機がバックしていきます。

なんと転車台で回転するシーンに遭遇しました。

この転車台は人力でして、相当なマンパワーが投入。大変そうですね。

そして方向転換が完了し、客車と再連結。いやあ、またまた素晴らしい光景です。

続いて千頭駅の反対側に回って、構内で留置されている車両群を見て行きます。こちらは岳南鉄道から大井川鐵道にやってきた1100形。現在は倉庫ですね。

近鉄から大井川鐵道にやってきた421系。数年前までは動いていましたが、今はずっと留置の状況。このほか、相変わらず西武からやってきた321系もいました。

さて、井川線の車両を再び迎撃。

そして千頭駅に戻ります。

今度は、SL列車に乗って新金谷駅を目指します。乗車することになった車両は、オハ35形。何とレトロな!!

トンネルに入ると、さらに映画のワンシーンのような光景になります。これは筆舌に尽くしがたい経験でした。また乗りに来てみたい。

途中、有名な塩郷の吊橋も撮影できました。今度はここ、渡ってみたいですね。

美しい茶畑の風景をたっぷり堪能。

もういっちょ。

新金谷駅到着後、またC11の転車台回転シーンに出会いました。こちらの転車台は最近新しく造ったもので、自動で回転します。

ちなみに構内には、この夏の運行を終えたSLくんが装飾を取り外された状態になっていました。単純な青一色なら、海外の蒸気機関車みたいで格好良かったんですけどねえ。

楽しかった大井川鐵道での旅行はこれにて終了。ゼニガタ所員はもう一泊すべく千頭駅へ引き返し、ネオン所員は名古屋へ、その他の面々は東京方面へ戻っていくのでした。皆さん、誠に有難うございました!

↑ PAGE TOP