2012年9月15日〜18日 京都・ハウステンボス・武雄温泉旅行
もうどれだけ旅行すれば(以下略)というのはさておき、この3連休は氷川副所長プロデュースでハウステンボスと武雄温泉に行くことになりました。台風16号接近に伴い、直前まで旅行の中止さえ検討課題に挙がりましたが、結果的には大きな問題はありませんでした。
さて、15日(土)は肝心の氷川副所長が休日でなかったため、フリータイム。先に福岡に行く手もありましたが、気がつけば福岡空港行きの飛行機のチケットが高額になっていたこともあり、新幹線で京都に浮気してから行くことにしました。 というわけで、多くの人を巻き込んだ旅行の始まり始まり。 まずは午前8時に京都駅に着き、近鉄京都線の写真を撮影することにします。
撮影ポイントなど、何も調べずに来たため、とりあえず京阪に浮気することも念頭に近鉄丹波橋駅で撮影を開始。まあ、悪くは無いのですが・・・。 この駅、私が奈良方面の列車を撮影しようとすると、ほぼ必ず京都行きの列車とすれ違ってしまうため、殆ど撮影が出来ません。結局、30分程度無駄にした上で引き返します。
そこで伏見駅で狙ってみると、側面が黒く潰れてしまうものの、なかなか良い感じ。
そもそも近鉄の車両をじっくりと撮影することがあまり無いので、なかなか楽しいです。
伏見駅では対向列車に被られることはあまり無かったのですが、12410系を撮影しようとしたところ見事に被られてしまい、後追いで1枚・・・。
細かい形式は相変わらずよくわかりません。車両図鑑は作りはしましたが・・・。
京都線は基本的に8000系が主力のようで(特に奈良方)、このタイプの車両が次々とカメラのデータに蓄積されていきます。
そんな中で、京都線も走る23000系伊勢志摩ライナー(リニューアル車)を撮影。今頃になって旧塗装を殆ど撮影していないことに気がつき、狙ってみたのですが、幸か不幸か見事にリニューアル車でした。本当は大和八木駅辺りで撮影すれば効率が良かったのでしょうが、この後に馬藤所員と合流して京都観光の予定でして。
こちらは京都市交通局10系。
近鉄22000系。
また京都市交通局10系。先頭車両は1111とな!
あとはひたすら8000系を次々と撮影するという感じで、伏見駅を退去しました。 そして馬藤所員と京都駅で合流し、次なる場所へ向かいます・・・。
さて、馬藤所員と京都駅で合流して地下鉄で今出川駅へ。駅を出て直ぐの場所のところにある、相国寺(しょうこくじ)を初訪問しました。公式サイトが非常に凝った作りのこの寺は、室町幕府第三代将軍の足利義満が花の御所の隣接地に造営させた京都随一の寺で、五山文学の中心となったほか、画家の周文や雪舟もこの寺の出身。 さらに金閣でお馴染みの鹿苑寺、銀閣でお馴染み慈照寺は、この相国寺の塔頭寺院です。このため、公式サイトは3つセットの構成となっています。 上写真の法堂は1605(慶長10)年に豊臣秀頼の寄進で造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。
宣明(浴室)は1596(慶長4)年築。
残念ながら修理中だった方丈(左)と、庫裏は1807(文化4)年の建築。う〜ん、方丈が見られなかったのは残念。また修理が終わった頃にでも、行かねばなりません。
相国寺の南に隣接しているのが、同志社大学今出川キャンパス。旧薩摩藩邸の跡地に建てられた同志社英学校時代以来のキャンパスで、ここにある建物の5棟が国の重要文化財に指定されています。 こちらは有終館。1887(明治20)年に、書籍館として竣工したもので、当時としては日本最大の学校図書館でした。
クラーク記念館。1894(明治27)年の開館当時はクラーク神学館と呼ばれていました。
啓明館。1920(大正9)年築で、設計はW.M.ヴォーリズ。こちらは国の登録有形文化財に指定されています。他にもいろいろと建築があったのですが、校内は絶賛工事中で、大変ごちゃごちゃした雰囲気。 また別途機会を設けて、行ってみることにしました。
続いて京都御苑を散策し・・・。
御苑内にある京都迎賓館の門を撮影。
続いてバスで銀閣に向かうですが、その参道の手前に白沙村荘 橋本関雪記念館というのがあったので、ちょっと寄ってみました。こちら、日本画家の橋本関雪(1883〜1945年)の邸宅と庭園を一般公開しているものです。庭園は国の名勝に指定されている見事なもの。
失礼ながら、橋本関雪は全く聞いたことの無い画家だったのですが、特に動物をモチーフにした絵は、個人的には何ともいえない魅力的で温かみのある雰囲気の絵で感動しました。
さて、銀閣に入る前に、入口の直ぐ前に店を構える「まつばや」というお店で、こちらのシューアイスを頂きます。冷たくて濃厚なソフトクリームの下に、これまた濃厚で美味しいカスタードクリームが! 400円と少々高いお値段ですが、それに見合った素晴らしい味でした。これだけ食べにまた行きたいぐらい!
そして銀閣を散策します。個人的には3回目ですが、最初は初代デジカメで画質が悪く、前回の訪問時は銀閣が修理中という状況で、ようやく美麗な写真が撮影できました。
とにかく美しい、の一言に尽きます。
上から眺めることが出来るのも、慈照寺(銀閣)の魅力。
非常に美しい銀閣。大変心に染み入りました。
さて、これで電車でも撮りに行こうかと思っていたのですが、久しぶりの京都旅行の馬藤所員に申し訳ないこともあり、さらに大河ドラマ「平清盛」にも登場した三十三間堂に行ってみました。ちなみに建物は1266(文永3)年の再建で、後白河上皇の命で平清盛が造営に協力した当時とは異なります。
さて、ここでゼニガタ所員と合流して京阪に乗車。まずは中書島駅で、未撮影だった新鋭13000系を撮影。
枚方市駅では旧塗装の2400系に出会いました。まだ旧塗装も僅かに残存しているのですね。
続いて森小路駅へ。今度は旧塗装の1000系に出会いました。京阪を本格的に撮影することも少なく、さらに旧塗装の撮影は少ししか行っていないだけに、これは非常に有難いです。
こちらは新塗装の1000系。
新塗装の8000系。
そして8000系30番台も頂きました。
そして京橋駅でJRに乗り換え、新大阪駅へ。山陽新幹線で博多駅へ移動します。
今度はkajibooh所員、鉄の鳥親分と合流して、kajibooh所員の手配で地下鉄七隈線橋本駅近くにある万十屋で、もつ鍋をいただきました。
写真を見ているだけでもヨダレが出てきますが、味付けといい食感といい、最高。 ああ、これもまた今すぐ福岡に行ってもう一度食べたいです。 ここまで美味しいかどうかはともかくとして、東京や神奈川でも、もつ鍋の美味しい店を開拓してみようかなあ。
さて、こんな機会でもない限り滅多に乗ることも無いので、所長&ゼニガタ所員&馬藤所員で地下鉄七隈線に乗車。
新しい、ということもさることながら、全般的にお金が実にかかった贅沢な駅設備だったです。しかも掃除が行き届いているのは素晴らしいかと。
そして天神南駅に到着。他路線との乗換えが不便なのは、最初に計画したときに何とか考慮できなかったのか・・・。博多駅まで延伸されれば、利便性はまた変わるのでしょうが・・・。
ラストは再びkajibooh所員、鉄の鳥親分と合流して、屋台でラーメン。 なぜか東京や神奈川で「とんこつラーメン」を食べても、この味にはならない。探せば美味しい店も有るのでしょうが、本場が一番ですねえ。