2013年11月23日・24日 ひたち・北関東撮影紀行


同行したネオン所員に遅れて連載を開始します。途中まで書いていた萩旅行は・・・、今後また考えるということで(スミマセン)。 さて11月23日、この日は品川駅の大規模な線路切り替え工事のため、東海道線は始発から横浜駅で折り返し。ということで、大船駅の電光掲示板では、東海道線 横浜という珍しい文字が並びます。

電車の行先表示も「横浜」。普段はありえない終点です。

そして折り返しとなる横浜駅では、上りホームも使用して小田原方面へ折り返すため、品川・川崎・東京方面の「小田原」「沼津」という・・・。

さて、京浜東北線で鶯谷駅へ向かい、名古屋から高速バスでやって来られたネオン所員と合流します。まずは、「みどりの山手線」を撮影。う〜ん、ナビタイムの広告がデザイン的には邪魔・・・。

続いて、E657系の送り込み回送を撮影。

そして寝台特急「あけぼの」を撮影。

上野駅へ戻り、神戸から高速バスでやって来られた、ひょん君最高顧問と合流。再び、「あけぼの」を撮影します。

すると、隣のホームには高崎線の211系が入線。思わぬ並びが撮影できましたが、日常的に見られる光景でしょうか?

寝台特急「あけぼの」の最後尾も撮影しておきます。

再び、鶯谷駅へ戻り「みどりの山手線」を撮影。単純なE231系の写真としては悪くないのですが、肝心の側面が目立たないため、これではただのナビタイム電車。

続いて尾久へ行くと、未だに14系ジョイフルトレイン「ゆとり」が残存。

中間車も一両いました。

さらに、尾久では埼京線の205系が疎開留置されていたので、スカイツリーと絡めて撮影。

さらに西川口駅へ移動。253系特急「日光」を後追い撮影。見慣れるかと思ったのですが、相変わらず凄い配色だと思います。

さらに、185系特急「草津」を後追い撮影。

さらに、東武100系による特急「スペーシア日光」を撮影。

続いて寝台特急「北斗星」を撮影し・・・。

最後に185系特急「あかぎ」を撮影して、次の場所へ向かいます。

上野駅に戻って常磐線の内原駅へ。本日は、駅から徒歩10分弱の場所にある留置線で、歴代の特急「ひたち」使用車両が一同に展示されるのでした。 これについては、既に企画特集コーナーで掲載していますので、この程度で。

続いて勝田駅へ行き、ひたちなか海浜鉄道に乗車。本日は、キハ205と・・・。

キハ222の2両編成でした。

後追い撮影。いやあ、たまらない風景です!ところで、こうやって2両を見比べてみると、側面の窓が全然違うのですね。

車庫ではユニークな塗装のキハ37100形がお休み中。

ミキ300形もお休み中。ひたちなか海浜鉄道は何度も訪問していますが、意外とこの車両が動いているところを撮影したことがありません。

そして最大の目的が、島原鉄道風にヒゲが取り付けられたキハ2005。いつまでこの姿か不明ですが、記録できて何よりでした。

車庫内に集う、ひたちなか海浜鉄道の車両たち。数を減らしたとは言え、国鉄スタイルの気動車たちも多数が健在していますね。

2013年とは思えない風景です。こういう風景が今も見られることに感謝せねば。しなの鉄道も、人気の169系を廃車してしまうとは、勿体無い・・・。

続いて水戸線で小山駅へ。途中、結城駅でE501系と415系の並びを撮影。

JR東日本の415系も北関東でしか見られなくなりました。

そして、何と我々は夕暮れ時の宇都宮駅へ。205系の湘南色を撮影しようと思いきや、宇都宮以北の運用にE233系が充当されていました。

とりあえず、お目当ては留置中の姿でゲット。う〜ん、205系にこの帯は不思議な感じがしますね。京葉線時代のほうがデザインが良かったような。

こちらは日光線用にレトロ塗装になった205系。

そして何と、そこへ両毛線から直通してきた115系に遭遇。ということで、折り返し115系東北本線の旅を堪能しつつ、そのまま両毛線へ向かいます。

もっとも、小山駅で約20分停車するため、ちょっと買出しに。途中、ボロボロにされたE5系(?)と・・・。

残念ながら停車するはずもない、E6系スーパーこまち小山行き(?)に遭遇。

ちなみに小山駅は20年ぶりぐらいに改札の外に出ましたが、見事な自由通路が完成しており、驚きの姿に変貌していました。

最後に、両毛線の小俣駅で115系を撮影して終了。高崎で一泊するのでした。

さて、高崎に宿泊した所長一行は、今度は朝から上信電鉄の撮影に向かいます。ちなみに、朝に運転される185系特急「あかぎ」を2本撮影するか、上信電鉄を撮影するかの二択だったのですが、何度も高崎に来ているにもかかわらず、上信電鉄の撮影は長らくご無沙汰であり、ロクな写真が無かったので、こちらを選択しました。

さて、まずは150形(第1編成)に乗車して根小屋駅で下車。こちらの車両、まるでJR101系のような雰囲気もありますが、貴重な西武401系の生き残り。

根小屋駅は木造駅舎でローカルムードが漂よう・・・かと思いきや、紫色に近い青色に塗られていました。明るい雰囲気で良いのか・・・な?

そして適当な撮影ポイントを求め、南高崎駅方向へ10分程度歩きます。うむ、なかなか良いポイントとではないですか、ということで高崎駅へ向かう250形を撮影。

後追いだと順光。架線柱も邪魔にならず、素晴らしい状態です。ちなみに、こちらの編成はヨコオデイリーフーズによる「こんにゃく博物館」PRラッピングとなっています。ヨコオ食品工業時代の広告塗装と比べると、美しさが格段に違います。

続いて150形第3編成が登場。

冒頭の第1編成と異なり、西武701系の改造車。塗装は下仁田ジオパークラッピングとなっており、美しい自然風景の写真を楽しむことができます。

そして、先ほどの250形が高崎から折り返してきたのを撮影して、撤収。

高崎へは500形(もと西武新101系)第2編成に乗車。現在はマンナンライフのラッピング電車になっているようです。グラデーションの塗装は悪くないのですが、ララクラッシュの文字にセンスがない・・・。

撮影の順番としては、このあと前橋方面へJRの撮影に出向くのですが、その後に上信電鉄の車庫をのぞいてきたので、その模様はこのページにて紹介。

車庫に来たのは、新型車両7000系のデビュー前の姿を撮影するため。おそらく、デビュー時には何らかの塗装やラッピングが施されると思うのですが、現在はアイボリー1色の状態なのです。

また、ED316形電気機関車も撮影できました。元は、伊那電気鉄道(現在のJR飯田線)デキ1形電気機関車で、1923(大正11)年に6両が製造されたもの。国有化後はED31形となり、後に6号機が上信電鉄へ譲渡されました。 ただし、車体は箱型に改造されて原型と大きく異なる外観に。近年は放置状態でしたが、2009(平成21)年に修繕され、美しい姿を私たちに見せてくれています。

それから、上信電鉄のアイドル的存在であるデキ1形。1924(大正13)年、上信電気鉄道が改軌・電化した際に、ドイツのシーメンスシュケルト社から3両購入したもの。3両とも現存し、このうち2号機のみは群馬県富岡市の、もみじ平公園で保存されています。

上信電鉄の撮影を終えた所長一行は、115系と185系の撮影を堪能するべく、上越線の井野駅へ。まずは、両毛線から直通してきた高崎行きの115系。

続いて新宿行きの185系特急「あかぎ8号」。やはり、国鉄時代からのイラストマークは良いですね。

続いて水上からやってきた、上越線の115系。

吾妻線直通、長野原草津口行きの115系。

上越線、水上行きの115系。

間髪入れずに、両毛線直通、小山行きの115系もやって来ます。撮影が忙しい、忙しい・・・。

115系ラッシュも一段落し、今度は107系祭りの開始ですが、一部のみ記録にとどめました。こちらは両毛線、伊勢崎行きの107系。

やはり、後追いの方が綺麗に撮れます。

続いて、D51 498号機牽引による「SLみなかみ」を撮影。淡々と通過するだけかと思いきや、迫力ある演出をして下さいました。

蒸気機関車を見て育ったわけではないので、それほど思い入れはないとは言え、やはり迫力は抜群だと感じます。

個人的には12系客車の編成写真が撮れたのが嬉しかったり。

両毛線からの115系が入線。

こちらも両毛線の115系。両毛線は一時間に3本程度の運転ですが、上越線と合わせると次から次へと列車がやってくることに。

続いて185系特急「草津31号」が通過。

こちらも後追いで1枚。

上越線の115系を撮影し、流石に井野駅での撮影も変わり映えがしないので、今度は新前橋駅へ向かうことにしました。

さて、井野駅で撮影した後に115系に乗車して新前橋駅へ到着。

電車区が併設されており、跨線橋が通っているので歩いてみました。フェンスのために撮影は困難ですが、まあ雰囲気は解るかなと。おや、651系もいますね。

電車区の反対側に回ってみると、このような並びが。一昔前は珍しくもない光景だったもしれませんが、このご時世に湘南色の115系が3並びとは。

スタンバイ中の651系。うっすらと黄色いラインが見えますので、既に1000番台に改造された車両のようです。ヘッドマークは従来どおりのようで・・・。

さて、駅に戻って撮影を再開。まずは185系特急「草津1号」。

上越線の115系。この長さで見られるのは本当に嬉しい限り。

水上行きの115系と行き違います。

さらに臨時快速「リゾートやまどり」の送り込み回送。

そして185系特急「草津2号」を撮影し、高崎駅に戻ります。 それにしても・・・撮影ポイントを探していなかった以上仕方がないのですが、正面・側面ともに順光の状態ではないのが残念。次回の課題としたいと思います。

高崎へ戻り、兵庫県へ戻る、ひょん君最高顧問とお別れし、私とネオン所員は信越本線に乗車して横川駅へ向かいます。乗車したのは115系。ホント、今回の旅行では115系を心行くまで堪能しております。

向かったのは、碓氷峠鉄道文化むら。何度も行ってはいますが、一眼レフに変えてからは初。まずは、特急「あさま」で活躍したクハ189形を見ますが、非常に美麗な状態でした。屋外保存で保存状態が気になりますが、きちんと手入れをしてくださっていることは、本当に脱帽します。

EF63 10号機は特急「白山」のヘッドマークを取り付けていました。

そして、圧巻の電気機関車群。

塗装の劣化→修繕の繰り返しなので、どうしても全車両が美麗な状態・・・というのは難しいのですが、以前に塗装が薄くなっていたEF60 501号機は非常に美しい状態になっていました。一方、後ろのEF65は・・・。

また、見るも無残な状態が、こちらの189系。このまま解体撤去ということは無いよう、祈っております。むう・・・。

また、園内では蒸気機関車が運転されていました。イギリスWinson社製の蒸気機関車とのことで、小ぶりですが、決してミニSLのような模型ではありません。黄緑色の蒸気機関車というのも日本では珍しい姿で、これはこれで素敵ですね。

そして横川駅へ戻り、軽井沢方面へ向かうネオン所員とお別れ。そして、よく見ると横川駅がレトロ調に改装されているではありませんか。

さて、ちょうど189系特急「かいじ180号」が撮影出来る時間帯だったので、中央本線の立川駅へ向かったところ、その前に長野車両センターの189系を使用した臨時快速「富士山マラソン号」を偶然撮影出来ました。

そして豊田車両センターの189系を使用した特急「かいじ180号」を撮影。183系・189系が「あずさ」「かいじ」から定期運用を離脱してから10年以上が経過したにもかかわらず、リバイバル運転ではなく、かなりの頻度で今も見られることは、大変嬉しい限りです。 そんな183系・189系も今年は激変の時代で、ついに大半の車両が引退してしまいますが・・・。

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