2013年11月30日 富士急電車まつり2013
富士急行は車両の宝庫でして、何度訪問しても飽きないわけでございますが、この日は2000系第2編成が、本日開催の富士急電車まつり2013に合わせて、165系ジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」時代の塗装に復刻されるということで、出撃してきました。 ・・・出発前に、いきなりデジカメの充電が空っぽ寸前であることに気が付き、大慌てで30分ほど充電することになったのは、焦りましたが。
その代わり、本日で「ホリデー快速富士山号」としての運用を終える、幕張車両センターの183系マリ31編成に乗車することができたのは幸いでした。 ということで、まずは下吉田駅で下車し、183系と14系「富士」の組み合わせを撮影。14系は本日、軌道モーターカーによる牽引で構内を走行しており、普段展示している線路ではなく、こんな場所にいました。
そしてここで、偶然にも有名ブログTOMOの鉄日誌の管理人、TOMOさんと久しぶりの再会し、行動を共にすることに。続いて、河口湖駅から下吉田駅までの、臨時シャトル列車に使用されている、”165系「パノラマエクスプレスアルプス」”を撮影。
展望車内にフジサン特急のキャラクターが見えますが、それ以外は愛称表示、車両番号に至るまで、全て165系時代に復元するという、完璧なリバイバル。
こちらは現役時代(2001年6月)のパノラマエクスプレスアルプス。こういう展望車で旅行ができるというのは楽しいものですねえ。最近は、小田急以外では流行しないデザインですが・・・。
強引ですが14系と165系の組み合わせも撮影しておきます。
そこへ、115系も到着。
115系と14系の組み合わせも撮影。115系スカ色と14系「富士」の組み合わせなんて、国鉄時代でもあまり無いのでは?
続いて我々は165系に乗車して、富士山駅で下車。左の6000系(もと205系)はイベント会場として使用されていました。
こちらの6000系は、なんと特急運用に。
特急の意味合いがJRとは若干異なるかもしれませんが、205系が特急の種別を表示するというのは、若干不思議です。ところで、フルカラーLEDが普及している昨今、やはりこの色のLEDは見づらいですね。
さて、富士山駅から富士山まではかなりの距離がありますので、若干この駅を富士山駅と呼ぶことには抵抗もありますが、ホームから富士山を見ると、見事な光景が広がっており、富士山駅の名前も伊達ではないと、少々見直したり。
さて、富士山駅でもいったん下車。6000系と2000系の組み合わせを撮影。
マッターホルン塗装の1000系(もと京王5000系)が到着し・・・。
入れ替わりで2000系第1編成が出発していきます。
さて、富士山駅では車庫が公開されていました。
こちらの1000系京王カラーを使用して、綱引き大会が開催。
我々の目当ては1両だけ残存している、三鷹色の169系だったのですが、1000系の位置の都合で、正面からは撮影できませんでした。これ、このままの色でも湘南色でもいいですが、展示してほしいですねえ。
さて、河口湖駅へやってまいりました。
一旦、駅の南側から望遠レンズを使用して、165系を撮影。
そして、ここは富士急行か?という状態の車両撮影会へ。本日、初のホリデー快速富士山号運用となった189系豊田車両センターM52編成、最終運用の183系幕張車両センターマリ31編成、そして165系パノラマエクスプレスアルプスという、最初で最後のトリオです。
多くのファンが詰めかけましたが、最初に設定されたファミリータイムを含めて、50分もありましたので、人の流れはスムーズでした。まあ、常磐線で寝台特急「ゆうづる」が運転されていたので、こちらへ来る人が若干少なかったのかもしれません。 ところで、このファミリータイムは最初の15分間、子供連れ限定としたもので、一般の鉄オタと分離する、非常に良い試みだったと思います。
先日の特急「ひたち」並びも、子供向けの運転台体験コーナーと、一般の撮影会で分離しており、スムーズな撮影会になっていましたが、こうしたイベント運営が定着すると、双方がイライラしなくて、楽しい思い出を持ち帰ることが出来そうですね。 何しろ、親御さんにしろ鉄オタにしろ、自分の世界に入ってしまい、周りの状況が目に入らない人が、必ず出てしまいますから・・・。
さて、車両撮影会が終了すると、パノラマエクスプレスアルプスは移動を開始。 入換えシーンの模様を動画で。発車メロディーが良いですなあ。
河口湖駅に再度入線したパノラマエクスプレスアルプスは、運転席体験、車掌体験に使用されます。そこへ、マッターホルン塗装の1000系も到着。
当初予定ではこれで帰るつもりでしたが、TOMOさんは引き続き沿線で撮影するということで、私も同行させてもらうことに。6000系に乗車し、レトロな雰囲気が漂う三つ峠駅で下車します。
20分弱歩いて、三つ峠〜寿間へ。同業者多数の中、先ほどのマッターホルン塗装の1000系は、ギリギリ後追いは撮影できました。
続いて6000系を迎撃。
いやはや、これは実に素晴らしい撮影ポイントです。有名な場所と思いますが、初めてここへ来ました。
パノラマエクスプレスアルプスは、パノラマ車は逆光ですが・・・。
反対側はバッチリ。御馳走様でした。
何回か引き続き撮影します。
パノラマエクスプレスアルプスの撮影はこれにて最後になりましたが、この企画を考えた富士急行さんには、本当に感謝ですね。
お次は1000系「富士登山電車」+富士急行旧標準色の編成。車両単体ではなく、風景の一部として撮影してみました。今後は、こういう写真も多く撮りたいものですが・・・。
まあ、どうしても編成をメインにした写真を撮ってしまうわけで。
見事な光線状態です。
京王5000系は、塗装次第で古臭さを全く感じさせないのが凄いと思います。
続いて5000形トーマス電車。
日が暮れてきて、だんだん光線状態が厳しい・・・。
そして、6000系を撮影し・・・。
189系ホリデー快速富士山を撮影。
この時期でなければ光線状態バッチリなのでしょうが、いささか厳しいものでした。ともあれ、ついに残り僅かになった183系・189系。この列車は実質的に定期列車のように走っていますので、今後とも追いかけたいと思っています。
ラストは2000系フジサン特急。
く、暗い・・・ともあれ、撮影は出来ました。
最後に夕暮れ時の富士山を撮影して、終了。TOMOさん、有難うございました〜。