2014年3月1日・2日 485系を追って新潟旅行
3月15日のダイヤ改正では、特にJR東日本に大きな動きがあり、寝台特急「あけぼの」が消えたり、185系特急「あかぎ」「草津」の大半が651系1000番台に置き換えられたり、E3系「こまち」が引退したり・・・とあり、気になるネタだらけ。
あまぎ色の「あかぎ」など、撮り損ねているネタもあるのですが、やはり485系特急「いなほ」の大半がE653系1000番台化されるというのが、大変気になるネタでして、ここ数年で何度も行脚していますが、またまた出撃することにしました。 まずは長岡駅で下車。通過することはあっても、初めて降車しました。実はここ、かつての長岡城跡。これで城跡めぐりが1つ出来たことになります。
長岡市で特筆すべきは、駅前にアオーレ長岡という、長岡市役所本庁舎、長岡市議会議場、アリーナ、ホールから成る複合公共施設が建設され、中心市街地活性化の起爆剤として注目されていることです。 個人的な意見としては、これだけイオンとか、アリオ(イトーヨーカドー)とか、郊外型スーパーが乱立する中で、中心市街地の商店が活性化するというのは、もはや至難の業だと考えていますが、それでも高齢化社会が進展する中で、公共交通の便が良い場所に、公的機関や病院等の、必要な施設がコンパクトに集積していることは、非常に重要だと考えています。
その意味で、長岡市の取り組みは評価されてしかるべきと思います。・・・が、いったい建設にいくら資金を投じているのやら。どうせやるなら、このくらいのインパクトが必要と思いますけど、財政状況が心配になります。
ちなみにここは長岡城二の丸跡とのことで、碑がありました。
さて、ここから信越本線に乗り換え。新潟は今はまだ115系天国。
そして、先行して新潟入りされている、ひょん君最高顧問の情報をもとに、東三条駅で485系国鉄色(K2編成)による快速「くびき野」を撮影します。
これで115系が湘南色だったら・・・と思いますが、文句は言えませんね。
「くびき野」撮影後、ひょん君最高顧問の指令で信越本線の古津駅へ。ちなみに隣駅が新津駅ですので、津の新しい、古いが並ぶユニークな駅名(地名)でございます。ちなみに新潟市役所のホームページによると、 新津はその名の通り、「新しい津」として寛治三年(1089年)の「越後絵図」には河口に面して描かれていますが とありまして、新津という名前自体も非常古いもの(新潟市への合併で市名が消えたのが残念です)。津という字には、船の停泊する場所、港、という意味がありますので、要するに新津が出来る前は、この辺りに港があったのでしょう。東側に阿賀野川が流れていますので、その関係ですかね?
さて、ひょん君最高顧問と合流して、駅から少しだけ南に歩いて、古津〜矢代田間で撮影。まずは115系。
露出の設定が微妙ですが、湘南色の115系もゲット。新潟地区の115系湘南色は、側面に白いJRマークが無いのが特徴です。
続いてEF510形牽引の貨物列車。
115系。新潟地区の115系は、様々な両数、色の組み合わせで運転されるのがユニークです。
485系3000番台による特急「北越」。同じ3000番台でも、青森のだと撮影していて楽しいのですが、新潟だとハズレを引いたような気がするのは、我々だけでしょうか。
貨物列車街道のようで、またEF510形の貨物列車が登場。
反対方向からもEF510形の貨物列車が間髪入れず登場。JR東日本からの譲渡車を期待しているのですが、なかなか出会えませぬ。
485系3000番台による特急「北越」。
115系。この塗装は若干微妙・・・。
続いての貨物列車はEH200形。普段、中央本線で見慣れていますが、新潟でも見られるのですね。重厚で格好いいですなあ。
115系。塗装はこっちの方が良いですね。
またまた115系。そんな光景も、いつまで続くやら。
またまたまたEF510形牽引の貨物列車。もはやEF81形を狙うことは困難なようです。これほど増殖していたとは・・・。
続いて、485系快速「くびき野」。撮影する分には、3000番台よりも、こっちの方が安心します。今や勢力を減少中のT編成の1つ、T15編成です。
そして最後に、ようやくEF81 628号機牽引の貨物列車が撮影できました。これにて、ここでの撮影を終了して、次の場所へ向かいます。
取りあえず古津駅の新潟方で115系を撮影。長岡方面の列車が非常に撮影しやすいのが特徴です。とは言え、新潟方面の列車は撮影しにくいので、両方狙おうとすると、先ほどのポイントの方が無難なのですが。
続いて越後石山駅で下車し、以前から気になっていた新潟車両センターを眺めてみることに。211系がいますねえ。
ウロウロしてみるのですが、なかなか撮影できる場所がありません。ともあれ、115系湘南色とE653系1000番台、E653系0番台の並びを撮影。
大して得られた成果がないまま、越後石山駅に戻ろうとすると、485系特急「北越」が。どうせ3000番台だろうと、タカをくくっていたら、国鉄色T18編成でした。とりあえず、115系湘南色や211系湘南色などを絡めて1枚。
「北越」の485系国鉄色は、北陸・新潟に行くたびに遭遇しているので、有難いことに記録がかなりたまっているのですが、「いなほ」だと全く出会えていません。結論から書きますと、この旅行でもとうとう出会うことはできませんでした。
後続の115系もゲット。これにて、新潟駅へ向かいます。
さて、古津駅や新潟車両センターでの撮影後、新潟駅へ。停車中の485系快速「くびき野」を撮影し、白新線に乗車。
そして佐々木駅で下車し、ひょん君最高顧問に誘われるがまま、佐々木駅の南方へ徒歩で移動し、E653系1000番台による特急「いなほ」を撮影。
上り列車も下り列車も撮影しやすいポイント。
T編成による485系特急「いなほ」をゲット。
そして新潟駅に戻ると、先ほどの「いなほ」の折り返しと485系3000番台による特急「北越」の並びが。こういう並びが見られる時間帯があるとは思いませんでした。これは、もっと早く撮影しておけば良かった・・・。
さらに夜になりまして、485系3000番台による快速「らくらくトレイン信越」を撮影し、就寝といたしました。
翌日。高架化工事が進むJR新潟駅の駅舎を撮影。構内は工事が進んでいますが、駅舎側は目立った変化はありません。
SLばんえつ物語キャラクター「オコジロウ」を側面にラッピングしたE127系。今後は大半の車両が、えちごトキめき鉄道に譲渡されるため、この界隈で、この塗装で見られるのも貴重になるかも・・・。
続いて485系1500番台を先頭にした国鉄色の特急「北越」を撮影。これはこれで嬉しいのですが、「いなほ」で国鉄色を撮影したかった・・・。ともあれ、折り返しを古津駅で狙うことにします。
古津駅に到着寸前、485系3000番台快速「おはよう信越」と離合。車内から無理やり撮影し、まあ一応は記録できました。
そして古津駅で485系特急「北越」を撮影。うーむ、辺りが暗い・・・。
485系快速「くびき野」も国鉄色でした。他、色々と撮影しましたが、これについては何度も登場している車両たちなので省略します。
さらに再び白新線へ。また佐々木駅に向かいますが、今度は北側にしばらく歩きまして、こんな場所へ。485系快速「きらきらうえつ」を撮影します。
ここも上下列車双方が手軽に撮影可能。
T編成による485系特急「いなほ」もゲットしました。天気がよければ、背景もさらに美しかったのでしょうが・・・。
さらにEF81形牽引の貨物列車もゲット。
そして485系3000番台による特急「いなほ」を撮影。
続いて豊栄駅に移動して、485系3000番台特急「いなほ」を撮影します・・・が、トレインマークは非表示。
豊栄駅ではE653系特急「いなほ」と交換します。繰り返しですが485系のトレインマークが非表示なのが残念!
さらに新潟駅周辺で運用中の115系信州色を後追い撮影。首都圏から長野まで、お馴染みの塗装ですが、新潟では新鮮ですねえ。
さらに、T編成の485系も今後乗る機会が出来るか不明なため、快速「くびき野」で新津駅へ。
さらに亀田駅へ引き返し、115系湘南色を撮影。
狙いは485系3000番台による特急「北越」でした。
さらに動き回る所長一行は、僅か一駅ですが越後線に乗車。白山駅で下車し、信濃川を渡る115系を撮影します。
今度は場所を変えてもう1枚。越後線は今回乗車の区間以外、全く乗車しておりませんので、そのうち全線乗車してみたいものです。
ここまで鉄道ばかり撮影していましたが、旅も終盤になって新潟県政資料館こと、新潟県議会旧議事堂を見学。
1883(明治16)年に建てられたもので、明治時代の議会の雰囲気が感じられる、日本でも非常に貴重な空間です。
新潟駅に戻り115系湘南色を撮影し・・・。
快速「くびき野」の撮影は撃沈。
そして本日の「いなほ」「北越」の並びは3000番台と国鉄色!・・・なのですが、「いなほ」は相変わらずのトレインマーク非表示、「北越」は入線前に回送幕という、非常に残念な結果に終わりました。
最後にE2系「とき」を撮影して新潟を離れます。如何せん、天気がさえなかったのが残念な2日間でした。収穫はあったんだか、無かったんだか・・・という感じではありますが、これまで撮影したことの無かったポイントで色々撮影が出来たことは満足でございます。