2014年8月19日 大宮駅で撮り鉄&軽井沢の旅


この日は家族で軽井沢へ行くことに。・・・が、その前に大宮駅にて少々撮り鉄。 大宮総合車両センターから出場する車両などが留置される、11番線脇は何かと楽しいことになっていますが、この日は185系国鉄色と南武線の205系が並んでいました。 かつて183系が「あずさ色」から国鉄色に続々と塗り戻されたように、185系国鉄色はジワジワ増殖しているようで、今後は見かける機会もさらに増えそうです。

また、房総半島を走る209系は入換中。初めて新型の入換機が動いているシーンを拝見しました。

それから寝台特急「北斗星」を撮影。10月からはいよいよ、北海道新幹線工事の関係で運転しない日が発生するそうで、繁忙期であるはずの年末年始は、他の寝台特急や急行も含めて全面運休という有り様・・・。 http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140822-3.pdf

後ろからも撮影しておきます。

最後に平日名物(?)の651系特急「スワローあかぎ」を撮影。

方向幕も撮影しておきます。 ・・・それはともかく、車体が汚い。白い車体は美白を保つのが大変なのかもしれませんが、特急なのですから何とかしてほしいものですねえ。

さて、大宮駅からE7系新幹線に乗車します。500系に通じるデザインで格好いいですねえ。ちなみに、初めての乗車です。

・・・そして、初めての乗車にして、いきなりグランクラスに乗車します。大宮〜軽井沢の約45分に、まだ車内サービスも開始されていないグランクラスもどうか・・・ではありますが、この座席は家族に一度堪能してもらいたかったので、敢えてのチョイス。 幸いにも好評だったので、投資しただけの価値はあったと思います。 それにしても実に贅沢ですこと。

軽井沢駅では幸いにも保存されている169系(クモハ169−6)を撮影。一部に塗装の剥離はありますが、全般的には非常に美麗な状態。

多少強引ですが、169系に代わる「しなの鉄道」の新たなシンボル車両115系「ろくもん」を絡めて撮影。本来であれば、「ろくもん」に乗車して小諸へ行こうかとも思ったのですが、夏休みとはいえ平日であるにもかかわらず満席御礼状態で断念。

せめて・・・ということで、発車シーンを後追い撮影。

ちなみに旅行の順番では最後ですが、偶然にも「ろくもん」の入線時間に軽井沢駅に戻ってきていたので、入線シーンも撮影しました。

クモハ169−6が反対向きに保存されていれば、「ろくもん」と絡めて撮影しやすかったのですが、現役時代の向きのままでの保存ですから、やむを得ません。

その代わり、信州色のまま「しなの鉄道」で活躍する115系と並べて撮影してみました。

ちなみに、「ろくもん」の方向幕はJR時代のままのスタイルを堅持。 これはこれで面白い・・・??

軽井沢観光の最初は、軽井沢千住博美術館へ。 画家の千住博さんの作品の数々を展示しているもので、その作品自体も素晴らしいのですが、建築もまた非常に素晴らしいデザイン。 http://www.senju-museum.jp/ 屋内ながら、とても開放的な空間で自由な順路で絵を堪能することが出来ます。

続いてその近くにある軽井沢タリアセンへ。塩沢湖の周りに広がるレジャー施設で、軽井沢ゆかりの近代建築も多数移築されています。 上写真は1911(明治44)年に建てられた、旧軽井沢郵便局。現在は1階がレストラン、2階が深沢紅子野の花美術館として使用されています。

こちらはウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による旧朝吹山荘。実業家である朝吹常吉とその娘のフランス文学者朝吹登水子の山荘として、1931(昭和6)年に建築されました。なかなか日本らしからぬ光景ですね。

内部も見事なもので、まさに別荘という感じ。

こちらはアントニン・レーモンドが自らのアトリエ「軽井沢・夏の家」として、1933(昭和8)年)に設計・建築したもの。現在は、フランスの画家レイモン・ペイネ(1908〜99年)の原画・版画作品したペイネ美術館として使われています。

こちらは一転して日本らしい雰囲気の、野上弥生子書斎兼茶室。1933(昭和8)年に建築されたものです。

こちらは小説家・堀辰雄の山荘である「1412番山荘」。

さらにこちらは、有島武郎別荘「浄月庵」。作家・有島武郎の父武が明治末期から大正初期に三笠に建てた別荘を移築したものです。

また、建物以外にもこのように美しい庭園が広がっています。

見頃は過ぎていましたが、バラも少々咲いていました。

最後に、場所を大きく移動して、旧三笠ホテルを久しぶりに見学。1906(明治39)年の建築で、国の重要文化財に指定されています。設計は岡田時太郎。 久しぶりの軽井沢で、色々と名建築を堪能しました。

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