2015年7月23日 網走・知床・富良野旅行
この日はウトロ温泉より、朝8時15分の観光船に乗って出発。
スカっとした晴天を期待したものの、見事な濃霧。
これはこれで幻想的ではあるのですが・・・。
少し遠ざかると、何が何だか良く解りません。
往復1時間30分のコースなので、終盤になってくると少しは霧が晴れていきました。
こちらは象岩。もちろん、象のように見えるから。うむ、たしかに。
こういう独特な景観が面白いですよね。
また、フェリー発着場の近くにはゴジラ岩がありました。自然の妙ですなあ。
ウトロ温泉バスターミナルから知床自然センターで途中下車し、期間限定で運転されているスカイバスに乗車。東京で運転されている車両を借りてきたんだか、買ったのかは不明ですが、日の丸交通のロゴはそのままに、地元の斜里バスのステッカーを貼り付けて運転されています。
こちらもご覧のとおりの乗車率でしたが、バスから空がよく見えるのは面白いです。
そして知床五湖フィールドハウスに到着。
こちらが知床五湖の全体像ですが、このうち写真左手の一湖は高架木道を通って、自由に見学することが出来ます。その他については有料のツアーに事前予約して見る必要があります。
知床五湖全て見るのも大変そうだったので、一湖のみを散策。高架木道のおかげで、ヒグマなどと接触する危険が無く、安心して移動することが出来ます。
だいたい20分ほどで一湖に到着。霧が晴れませんね・・・。
ホームページのトップ写真にもしましたが、お気に入りの一枚。
帰路も同じスカイバスに乗りますが、ネズミを数匹ゲットしたキツネに遭遇。これから家族のもとへ持っていくのでしょう。お疲れ様でした。
続いて知床自然観察センターへ。ヒグマの皮が展示されてあり、もちろん触れてはいけないのかと思いきや・・・。
素通り厳禁!展示品につき、ぜひさわってください。とのこと。 色々な展示方法があるものですね。
また、このように彩色された石が展示されていました。
知床自然観察センターの裏手からは、フレペの滝へ行くことが出来ます。やはり20分程度の道のりを行きますと、見事な光景が。霧もすっかり晴れており、いかにも知床にやって来た、という感じの光景に出会えました。 そうそう、こういう感じで見たかったんですよ。
大満足しまして、再びバスへ。次の場所へ向かいますが、昨日から乗車人数に対して、バスが余りにも大きい・・・。
知床観光の最後は、オシンコシンの滝へ。これまでバスを上手く乗り継いで来ましたが、とうとう中途半端な時間になったので、タクシーを発動。偶然ゲットできましたが、実はウトロ地区ではタクシーはもうほとんど無いそうで、運が良かったそうです。バスの乗客も少なかったですが、皆さん車で移動するのが当然のようですね。 さて、オシンコシンの滝は、途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」と呼ばれています。う〜ん、実に壮麗。
虹も出ていました。
バスで知床斜里駅に着きますと、ちょうど網走方面行きの列車が出発するところ。所定のダイヤでは、バスの知床斜里到着と列車の発車が同時刻という、なかなかスリリングな状態で、公式には接続していないのですが、間に合ったようです。
おかげで、当初は訪問を諦めていた小清水原生花園へ。
原生花園駅は5月1日から10月31日までの臨時駅です。
さて、この場所はオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ha)の細長い砂丘。6月から8月にかけて、約40種類の花々が時期に応じて咲きます。また、ご覧のとおり線路を挟んで広がっています。
それでは、しばし写真をお楽しみいただければ。
こちらはハマナス。鉄道ファン的には寝台急行の名前でおなじみですが、ようやく元ネタを見ることが出来ました。
釧路方面の普通列車。
そして、網走行きの普通列車がやって来ました。至って普通の列車ですが、「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」という愛称つき。小ぶりなトレインマークも付いています。9月30日までの列車ですが、釧網本線の途中区間である摩周〜縁が運休する以外は、愛称無しで通年で運転されています。
さて、網走駅に戻ってきました。ここまでの移動時間も結構大変でしたが、キハ183系特急「オホーツク」に乗車し、旭川駅まで、まだまだ長い時間移動します。
出発前に最後尾も一枚。
途中、女満別駅ではピンク色に塗られた貨車(車掌車)が4両いました。斜体表記は消えていますが、ネットで調べてみるとヨ4424、ヨ4459、ヨ4460、ヨ8018とのこと。以前は宿泊施設に使われていたそうです。 う〜ん、ここで寝られるというのはマニアにとっては至福かどうか??