2015年10月18日 小海線、野辺山宇宙電波観測所と上田電鉄
189系による臨時特急「甲信エクスプレス」。悲惨な乗車率との情報もありますが、今や非常に貴重な国鉄車両による国鉄特急にして、絵入りトレインマークで気合の入った運転。 一度は撮っておきたいと考えていたので、リン所員を巻き込む形で狙いに行くことにしました。まずは単独で始発駅の塩山駅へ行き、たっぷりと停車中の姿を堪能。
トレインマーク。
行先表示も記録。
編成の反対側も・・・。
そして、先行する普通列車に乗って、どこか別の場所でもう1発と思っているうちに小淵沢駅で下車。・・・が、入線場所の都合上、撮影できるような感じではなく、やむなく後追いでこの程度の撮影。 シマッタ、事前に撮影場所をよく考えておくべきでした。
さて、小淵沢駅前で鳥取ナンバーの青いfitを見かけ驚いた所長は、そのままリン所員に拉致られて小海線沿線へ(まさか、広島からここまで運転して来るとは・・・)。
八ヶ岳高原大橋と、周辺の色づき始めた紅葉は見事でした。
そして、野辺山高原JR鉄道最高地点の碑を見た後・・・。
以前から行ってみたかった、こちらの施設へ。
素晴らしい快晴で、望遠鏡が映えます。
口径45メートルのミリ波電波望遠鏡は圧巻。「ミリ波」という電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大の口径であり、世界で初めてブラックホールの存在を証明しました。 ちなみに御覧のとおり、ちょうどアンテナの向きを変えてくれたところで、稼働する姿まで見られて大満足。
13 また、ミリ波干渉計を運ぶための超広軌のレールは鉄道マニアとしては見逃せません。
宇宙へのロマンを掻き立てられますね。それでは、続いて小海線の撮影に注力します。
小海線での狙いは、国鉄色に塗られたキハ110系。野辺山駅の手前で狙いますが、最初にやって来たのはノーマルな車両でした。これはこれで、美しいですが・・・。
そして、野辺山駅に到着すると牛さんがお出迎え。
駅前の紅葉は見事でした。
また、C56 96号機が保存されていたので、こちらも撮影。蒸気機関車はあちこちにいますね。
さて、野辺山駅で2発目のキハ110系。 ・・・御覧のとおりの結果でした。
こうなれば、中込駅の車庫にいる可能性も考慮して北上じゃ!と進みます。
そして3発目を小海駅の北側で迎撃すると、キハE200形の3両編成でした。これはこれで珍しい!全車が勢ぞろいですね。
9月に小淵沢駅で正面から撮影して以来、2回目の対面です。
さらに、小海駅での停車時間を利用しまして、小海駅の南方でも撮影。車両はもう少し左に寄せたほうがよかったのかなあ。
編成メインでもゲットしておきました。
さて、中込駅に到着すると、国鉄色のキハ110系3両は車庫にいました。しかも、本当に倉庫の中で眠っている状態だったので、撮影は完全に不可。せめて1両ぐらい・・・。 失意の2人は、とりあえず滑津〜中込間でキハ110系を撮影しておきます。さて、続いてどこへ行ったものか。
さて、来た道を戻ったところでネタがない以上、さらに鳥取ナンバーは北上して上田電鉄の撮影へ。まずは、上田丸子電鉄のED25形をゲット。こちらは丸子文化会館の向かい側で保存されているものです。
そして、以前にゼニガタ所員と撮影して以来久しぶりにモハ5253と対面。長野計器丸子工場で保存されているもので、足場が組み始められているということは、修繕作業に入りそうですね。
そして下之郷駅に到着。狙いは、新車である6000系。
素晴らしい光線状態で、一発でゲット。小海線は残念でしたが、こちらは見事な戦果を挙げることが出来ました。バンザイ。
さらに、東急時代の塗装である1000系と、丸窓電車塗装の1000系「まるまどりーむ号」の並びも撮影。
ここで、リン所員の巧みなスケジューリングで115系「ろくもん」を信濃国分寺駅の西側でゲット。ロクな撮影場所が無く四苦八苦しましたが、後追いに絞った結果、まずまず。
ここで再び上田電鉄の下之郷駅付近へ戻り、先ほどの2編成を再び撮影。
今度は側面を重視してみました。
最後に下之郷公民館(?)を撮影。立派な建物で、昭和初期の建築ではないかと思うのですが、特に説明はなし。ネットで調べると、郵便局のような記述もあったりしますが、果たして・・・。 ともあれ、今回もリン所員にはお世話になりっぱなしでした。 このまま福山に帰られ、翌日出勤というのが信じられません・・・。