2016年9月3日 115系で吾妻線の旅&鴻巣宿・本庄宿を歩く
この日はデューク所員と青春18きっぷで吾妻線乗り通しの旅。大宮駅を出て早々、熊谷駅付近で人身事故という幸先の悪さからスタートします。 しかし、転んでもただでは起きません。鴻巣駅で下車し、中山道の鴻巣宿を歩くことにします。
こちらの明治初期に建築された田沼家の蔵を除けば、往時を偲ばせる建物はないですが、今も街道沿いに個人商店が立ち並ぶ姿は、宿場町の名残をとどめています。
こちらは法要寺。
これも中々古そうな建築。
徳川家康が宿泊に利用した鴻巣御殿。今や完全に宅地化されていますが、かろうじて一角に東照宮が残されていました。ささやかですが・・・。
さて、電車の運転も再開して熊谷駅に行くと、7500系「秩父三社トレイン」を発見。未撮影だったので急遽下車して、ゲットしました。
さて、高崎駅に到着。この頃は107系もバンバン運転されていました。
おや、勝田車の651系が入線。
115系の並び。
それでは、吾妻線の終点に向けて出発です。
小野上駅で651系特急「草津」と交換。
中之条駅に到着。
今度は115系と交換します。
長野原草津口駅に到着。しばらく停車するので駅舎を撮影。
再び乗り込みます。
終点の大前駅に到着。これといって何もなく、単に引き返すほかありません。ともあれ、吾妻線を完乗です。
長野原草津口駅に戻ると、リゾートやまどりが留置されていました。
岩島駅でチョイと撮影。
郷原駅で651系特急「草津」と交換。
吾妻線の分岐駅である渋川駅で途中下車しました。
渋川駅に降り立った我々2人は、貨物列車を撮影し・・・。
107系を撮影したのち・・・。
やってきた115系に乗り込み、お隣の敷島駅へ向かいます。
お目当てはこちら。SLみなかみ号です。うむ、良い感じに撮影出来ました。
後続の列車で戻ります。
なんと、渋川駅でSLみなかみに追いつくという。
ここでSLみなかみに乗車。新前橋駅での停車中にも写真を撮影し、高崎駅まで列車を堪能しました。
高崎では懲りずにまだ115系を撮影。
さて、ここからは史跡巡りに切り替え。 夕暮れ時になりましたが、中山道の本庄宿へ行きます。鴻巣宿と異なり、こちらは江戸時代からの建物が残る寺院や本陣の門、古い商家がゴロゴロ。 上写真は円心寺(浄土宗)の山門で、天明年間(1781〜1789年)の建築。本庄市指定文化財です。
ただ、商家は入口部分が改造されているので、一見わかりにくい状態。この本庄仲町郵便局(旧本庄郵便局)、国の登録有形文化財に指定されています。 これは、秩父セメントの創始者、諸井恒平が1934(昭和9)年に建築しました。木造二階建ですが、外観はタイル張りなのが特徴です。
こちらは旧本庄警察署(現・市立歴史民俗資料館)。1883(明治16)年にコリント様式を採用して建設された本庄初の本格的洋風建築です。埼玉県指定文化財です。
その向かい側に移築されているのが田村本陣の門。本庄市指定文化財です。
こちらは、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫。担保となる生繭や生糸を貯蔵するため1896(明治29)年に中山道沿いに建てられました。国の登録有形文化財です。
このほかにも何も残っていませんでしたが本庄城を散策。ほかにも文化財はあったのですが、さすがに疲れたので幾つかは散策できませんでした。 決して自宅から遠い場所ではないので、また行きたいものです。