2017年8月12日 レオナルド・ダ・ヴィンチ展と三菱みなとみらい技術館へ
この日は横浜そごうで開催されていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」へ。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿に基づいた大型模型が多数展示されていました。上写真は水力のこぎり。
可動橋。軽くて頑丈で、持ち運び可能な構造を想定したようです。戦争時に味方が渡り終えたら直ぐに解体し、敵を渡らせないように考えたのだとか。
グライダー。
ばね仕掛けの自動車。
長い柱を組み立てるためのクレーン装置。・・・などなど、様々な展示がありました。
また、複製品ですが絵画も展示されていました。白貂(しろてん)を抱く貴婦人。貂(てん)のことをギリシア語でガレーと云うそうなのですが、この貴婦人の姓がガッレラーニであることを示しているとか。
音楽家の肖像。斜めを向き、見る人から視線をそらした構図なのが特徴。手と楽譜は後世の画家によって描き加えられたとか…。
ラ・ベル・フェロニエール。レオナルドが描いた4点の女性肖像画の1つ。
洗礼者聖ヨハネ。何と挑発的なポーズ!左手はアシの杖を握り、右手は天の方向を指さし、ヨハネが象徴する洗礼による救済の重要性を示しています。
ジネヴラ・・デ・ベンチ
聖アンナと聖母子
モナリザ
糸巻きの聖母
キリストの洗礼
最後の晩餐
受胎告知
続いて三菱みなとみらい技術館へ。まずは三菱が手掛けた鉄道車両の模型の展示を見ていきましょう。
三菱は鉄道部品を数多く手掛けるほか、モノレールや新交通システム、広島電鉄の路面電車を数多く手掛けています。
以前は様々な鉄道車両の模型があったはずなのですが、大幅に整理されていました。
有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大分解展示。
また、三菱と言えば宇宙。
H-IIA及びH-IIBロケットに搭載されているLE-7Aエンジンとその前身であるLE-7の実物が展示されています。
様々な航空機の模型が多数展示されています。
対空ミサイル護衛艦あまつかぜの模型。
MRJの先頭部モックアップは、なかなかの見応えがありましたが・・・三菱スペースジェットと改称の末、事実上の開発凍結になってしまったのは残念でした。