2017年9月24日 富士山本宮浅間大社を参拝する
この日は2か月に1度恒例の、職場の同僚Mr.SとMr.Kとのお出掛け。身延線で富士宮駅に到着するとキヤ97系が居たので撮影。
身延線に乗車することはめったにないので、313系を撮影しておきます。
この日のお目当ては富士山本宮浅間大社なのですが、途中で静岡県富士山世界遺産センターを発見。と言っても建設中で、この年の12月23日にオープンしています。県産ヒノキを用いた木格子による逆さ富士の外観が特徴で、設計は坂茂。鉄道ファンとしては女川駅新駅舎の設計でも知られています。
さて、富士山本宮浅間大社の前ではイベントが開催されており、富士急行バスの教育訓練車が展示されていました。
数々の飲食店が出店しており、大いににぎわっていました。我々の食事は後程。
さて、富士山本宮浅間大社へ入ってみましょう。木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を主祭神とし、全国に約1300社ある浅間神社の総本社で、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つ。
流鏑馬の銅像。社伝によると1193(建久4)年、源頼朝が富士の裾野で巻狩を行った際、富士山本宮浅間大社へ流鏑馬を奉納し武運長久・天下太平を祈願したことから始まるとされる伝統行事です。
楼門は静岡県指定文化財。1604(慶長9)年、徳川家康の寄進によって造営。間口4間、奥行2間半、高さ6間半2階入母屋造です。
拝殿・幣殿・透塀も静岡県指定文化財。1604(慶長9)年、徳川家康の寄進によって造営。屋根は檜皮葺、外側・内側は丹塗で、蟇股・虹梁彫刻などに極彩色が見られます。
本殿は国指定重要文化財。1604(慶長9)年、徳川家康の寄進によって造営。二重の楼閣造で棟高45尺という、他に類を見ない建築で「浅間造」と称されます。1階は5間4面葺卸の宝殿造、2階は間口3間奥行2間の流れ造。屋根は1階2階ともに桧皮葺です。 1階の屋根は富士山を模していると、ブラタモリで紹介されていました。
湧玉池は特別天然記念物。ブラタモリで紹介されていましたが、約15年前に、富士山頂に降った雪が富士山の溶岩(水を通しやすい)の間を通り、地底を通過してここまでやってきます。溶岩の下は硬い地層で、水が噴出するこの場所はちょうど溶岩と硬い地層の境目のようです。
とにかく水が綺麗です。
さて、昼食です。当然のことながら富士宮焼きそばは欠かせません。じゅるる♪
さて、身延線に乗車して富士駅へ向かうと373系特急「ふじかわ」に出会います。
さらに三島駅では伊豆箱根鉄道駿豆線のアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング列車「HAPPY PARTY TRAIN」に出会います。この頃はラブライブ!サンシャイン!!は未視聴だったので、派手な電車という印象しかありませんでしたが、今では実に良いものだと感じます。
続いて三島駅前にある楽寿園へ。明治23年、小松宮彰仁親王の別邸として建てられた楽寿館と、その前に広がる小浜池が見どころです。小浜池は渇水期が多く、約1万年前の富士山の噴火の際流れ出た溶岩(三島溶岩流)が広がる様子が見られますが、数年に一度満水になるとか。
楽寿園にはC58 322号機が保存されており、撮影当時は地元高校生が修復に関わっていたのが話題でした。JR東海風の看板もユニークですね。
また、楽寿園の中にある三島市郷土資料館には三島大社と三島宿の江戸時代の町並みジオラマがありました。
最後に、楽寿園にいるポニーやアルパカなどを撮影して〆としました。可愛い!!