2018年1月13日 小山と宇都宮を巡る旅
この日は栃木県小山市へ。両毛線や水戸線に乗り換える際にホームに降りることはありますが、降りて観光したのは約20年ぶりです。
まずは小山城を散策。鎌倉時代から戦国時代まで勢力を誇った小山氏の城郭の1つで、関ヶ原の戦い後は徳川家康の腹心である本多正純が城を改修しますが、のちに宇都宮に移ったため廃城となりました。
何か建造物があるわけではありませんが、当時の縄張りは良く残っており、なかなか楽しく散策できます。
さて、小山は1600(慶長5)年7月25日、上杉景勝討伐のために諸将を集めて向かっていた徳川家康が、石田三成挙兵の報を受け、軍を西へ引き返して石田三成と戦うことを決めた場所。先ほどの小山城の直ぐ近く、市役所前に石碑があります。
その隣には、徳川将軍家が日光社参に向かう途中、休憩所として利用していた小山御殿跡が広場として整備されていました。
さて、宇都宮駅へ到着。栃木県で活躍する205系3形態が勢ぞろいしていました。
武蔵野線から205系が撤退すると、鶴見線と共にここがJR東日本の205系最後の拠点となるのでしょうか。
続いて宇都宮みんみんで餃子三種を堪能。
また、宇都宮二荒山神社に参拝し・・・。
栃木県庁を初訪問。1938(昭和13)年から2003(平成15)年まで使われた旧庁舎の正面部分が保存されており、壮麗な内部は中々の見ごたえがあります。
また、1932(昭和7)年に建てられたカトリック松が峰教会を初めて見ます。設計は、当時横浜に在住していたスイス人建築家マックス・ヒンデル。特産である大谷石を貼った鉄筋コンクリート造教会堂で、八角トンガリ屋根を頂く双塔が見事です。
最後に宇都宮城を散策。
復元模型があり、往時の様子が分かるのですが・・・精巧に再現しすぎたのでしょうか、木が多すぎて何だかよく解りません。
ともあれ、久しぶりの小山・宇都宮観光。大満足です。