2018年3月10日 梅満開の偕楽園を行く
この日は茨城県水戸市にある日本三名園の1つ、偕楽園へ。
濃淡2種類の色とりどりの光景が広がっています。
園内にある好文亭。
徳川斉昭が自らが設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成ります。1945(昭和20)年の空襲で焼失し、1958(昭和33)年に復元されますが、1969(昭和44)年に奥御殿が落雷で焼失。1972(昭和47)年に再度復元されました。
梅が印象的な偕楽園ですが、竹林も見事なもの。現在は最初から梅を見るルートが主流ですが、元々は竹林、大杉森を経て好文亭へ行くコースが本来の楽しみ方。陰と陽のコントラストが見事だったことでしょう。
偕楽園の直ぐ近くにある茨城県立博物館。県内の古建築が幾つか移築されており、中でも1881(明治14)年に建築された水海道小学校本館は必見。明治初期に流行した疑洋風建築として見事なもの。
ちなみに教室内では、時代ごとの給食も展示されています。
こちらは旧茂木家住宅。18世紀前半に建築されたと推定される直屋(すごや)型の農家で、行方郡牛堀町(現潮来市)から移築しました。
さて、水戸駅に戻ると485系リゾートやまどりを使用した臨時快速「水戸梅まつり号」に遭遇。
さらに大洗鹿島線に目を転じると、ガルパン列車4号車に出会えました。
その後は旧水戸城内を散策。弘道館を見たり・・・。
新たに復元された城門を撮影。近年になり、急速に水戸城がかつての威容を取り戻しつつあります。今後は大手門などが復元されるとか。
最後に水戸駅に戻り、大洗鹿島線の新車、8000形を撮影。従来車両と異なりトイレがないという、腹具合が慢性的に悪い私にとっては悪夢の車両。今後の増備車でトイレが復活しますように・・・。
北斗星塗装のEF81 80号機を撮影して〆としました。