2018年11月17日 明治150年記念 日本を変えた千の技術博


まずは早朝、EF66 27号機が66レに代走で入ったということで出撃。寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」の撮影からスタートします。

EF64 1037号機による貨物列車

そしてEF66 27号機牽引の貨物列車

さらに215系も撮影

さらにEF66 133号機の貨物列車も撮影。

EF65 2067号機による貨物列車は下り列車に被られましたが、これはこれで。


続いて都内に出撃し、新宿駅で山手線E231系500番台の並びを撮影。

そして友人の味野源次さんと合流し、丸の内線の後楽園駅へ。劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」のPRポスターがホームドアのあちこちに掲出されています。

ここでは今後引退が進む丸の内線の02系を記録。

そして東京ドームへ行くと、ラブライブ!サンシャイン!!のドーム公演に遭遇。会場前は凄い盛り上がりでした。

コンビニでは「じゃがりこ」を使った気合の作品が。


さて、ライブへ向かう味野さんと別れて飯田橋駅で少し撮り鉄。

中央・総武線のE231系と209系500番台。


E353系による東京始発の特急「かいじ」。

さらに代々木駅に移動して山手線のE231系500番台。

総武線では209系500番台とE231系500番台の並びも撮影出来ました。

そして新宿駅でE353系特急「スーパーあずさ」を撮影。

E351系が投入されて以来の「スーパーあずさ」の愛称ですが、E353系での運用は長くなく、2019(平成31)年3月改正で「あずさ」に統合されました。

夕方から赤坂プリンス クラシックハウスを訪問。

夜景も非常に美しい姿でした。

続いて国立科学博物館で開催中の日本を変えた千の技術展を鑑賞。こちらは小学入門乙号。明治8年に文部省が出版したものです。



1879(明治12)年の汽車時刻表(皇国万民必携/三木七彦/編 より)。横浜〜新橋間の各駅(横浜、神奈川、鶴見、川崎、大森、品川、新橋)の到着時刻、出発時刻が掲載。


拡大するとこんな感じ。だいたい1時間に1本程度の運転ですね。ちなみに下り列車の最終は、新橋23時2分発、横浜0時19分着で、意外と夜遅くまで運転していました。


日本尺原器。1885(明治18)年に農商務省が1尺の基準として作らせたものです。


平野富二の活版印刷機。1885(明治18)年に製造されたもので、イギリスのアルビオン型印刷機を国産化したもの。機械遺産に指定されています。


ダルマ型自転車。明治20〜30年ごろのものです。


左手座繰り 綾振り付き。大正時代から昭和20年代まで使われたものです。

1880(明治13)年に製造されたアメリカのジャカード織機。元々はフランスのジョセフ・マリー・シャルル・ジャカールが発明したもので、複雑な文様を織り込むことができます。本機は群馬県桐生市で導入されたもので、のちに皇居のタペストリーを織るのにも使用されました。 近代化産業遺産に指定されています。

日本で三番目に設置された乗用エレベーター。1901(明治34)年に大阪の日本生命保険本店に設置されたオーチス製のエレベータです。

レプリカですが国産1号電話機の送話機と受話器。1878(明治11)年製です。

国指定重要文化財の蘇言機(そごんき)。1878(明治11)年製で、日本で最初に音が録音・再生された錫箔蓄音機です。イギリス人のユーイングがエディンバラの工場で製作し、来日後に東京大学理学部の実験室で最初の実験が行われました。

一方、こちらはエジソンによるクラスM蓄音機。1890(明治23)年頃に造られた、エジソン最初の商用蓄音機の1つで、バッテリー駆動。書き込みと消去もできます。エジソンは本機をアメリカ公使を通じ明治天皇へ献上しました。

1913(大正2)年にセイコーが製造した「ローレル」。国産初の腕時計です。機械遺産に指定されています。

1960(昭和35)年に製造された初代グランドセイコー。機械遺産に指定されています。

1969(昭和44)年に製造されたセイコー クオーツアストロン355Q。世界初のクオーツ式腕時計です。機械遺産に指定されています。

明治〜昭和初期に造られた日本乾電池と日本電業乾電池。

1913(大正2)年に製造された電気テンピ。国産の電気オーブンです。

1947(昭和22)年に東京芝浦電気(のちの東芝)が製造した電気掃除機VC−C型。

1955(昭和30)年に東京芝浦電気(のちの東芝)から発売された自動式電気釜ER−4。楽してご飯を炊くことへの抵抗があったそうで、当初は販売に苦戦したとか。

1930(昭和5)年に芝浦製作所で造られた日本初の電気式冷蔵庫。

新幹線1号試験台車プレートなど。鉄道関連の展示はあっさりしていたのが、鉄道好きとしては残念。

コマツ ブルドーザーG40.日本最初のブルドーザーで、機械遺産に指定。

ミルバーン電気自動車。なんと100年前に誕生した電気自動車。

マツダ コスモスポーツ。東洋工業が1967(昭和42)年に発売した実用的ロータリーエンジン搭載の自動車です。

1977(昭和22)年に安川電機から発売された日本で初めて開発・販売された全電気式産業用ロボットMOTOMAN-L10。機械遺産、未来技術遺産に指定されています。

2016(平成28)年にMOTOMAN-GP12。

一番左は「せめんだる」。1881(明治14)年に現在の山口県小野田市で設立された民間初のセメント会社(現・太平洋セメント)が、輸出に用いた樽です。

アムモニア合成触媒。1925(大正14)年頃のもので、それまで1か月あたり0.5トンしか生産できなかったものを、5トンに一気に引き上げた画期的な触媒。化学遺産に指定されています。

1968(昭和43)年に製造されたポケットベルB型RC11。未来技術遺産に指定。

1985(昭和60)年に製造されたショルダーホン100型。

1988(昭和63)年に製造された自動車電話TZ803A。

1950(昭和25)年に東京通信工業(※現・ソニー)が製造したテープレコーダーG型。未来技術遺産に指定されています。(※展示品はレプリカ)

1979(昭和54)年にソニーが製造した「ウォークマン1号機 TPS-L2」。世界初の携帯型ステレオカセットプレーヤーです。未来技術遺産に指定。

1982(昭和57)年にソニーが製造したCDプレーヤー「CDP-101」。日立製作所、日本コロンビアから同時発売された、世界初のCDプレーヤーです。

1959(昭和34)年にニコンが製造した同社初の交換式一眼レフカメラ「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」。

明治時代の幻灯機と投影用スライド。

1979(昭和54)年にNECから発売されたパーソナルコンピュータ PC-8001

日本語ワードプロセッサ JW-10。初めてかな漢字変換を実現したワープロ1号機。1979(昭和54)年に東芝から発売されました。

1999(平成11)年に一般販売が開始されたRISA-U。384本キャピラリーの国産シーケンサーで、理化学研究所と島津製作所の製造です。

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