2019年5月18日 明治生命館の見学と特急ラビュー初乗車


この日は東京駅前の丸善丸の内本店で開催中の英国展を見ながら、以前のイギリス旅行を思い出す所からスタート。

2010年12月にイギリスに行って以来、再訪していないのでそろそろ行きたいところ。日立製の車両も撮影したいですね。

続いて、国指定重要文化財の明治生命館の内部を久しぶりに見学(上写真は別の日に撮影)。設計:岡田信一郎/築:1934(昭和9)年で、5階分に相当する高さのコリント式列柱が並ぶ古典主義様式が非常に特徴的な建築です。遠くから見ても実に重厚で、立派で、近くで見ても装飾が素晴らしい。また、耐震構造にもなっていて(設計:内藤多仲)、これも評価できる部分です。

それでは中に入っていきましょう。まずは1階ラウンジから。

明治生命館は戦後、アメリカ極東空軍司令部(FEAF)として使用するためにGHQが接収。米・英・中・ソの4カ国代表による対日理事会(ACJ)の会場として使用されています。ここも多くの要人たちが戦後日本の運命を決めるべく行き交ったことでしょう。


本格的な見学は2階からスタート。こちらは会議室。対日理事会の会場となった場所です。

控室。

こちらは食堂。

メールシュート。各階から郵便物を投函できます。

漆喰と石膏で造られた1〜2階(吹き抜け)の天井。八角形と正方形のくぼみがあり、八角形の中には石膏で造られたロゼっト(丸い花飾り)が設置されています。

執務室

応接室

こちらも応接室

同じく応接室。


健康相談室。1938(昭和13)年に創設されたもので、当時としては珍しいものでした。

最後に1階店頭営業室の様子を見学し、公開エリアを見終わりました。

非常に重厚な施設で見ごたえ抜群。よく今まで戦災を潜り抜け、解体もされずに現存したと思います。

丸の内のオフィス群を撮影し・・・。

今度は西武鉄道の新型特急車両「ラビュー」に乗車するため、池袋駅へ。小ぶりながらトレインマークも装備しています。


こちらは愛称・行先表示。

号車表示

デッキは黄色でまとめられており、黄色い西武の電車というイメージを継承しているようです。


そして車内の座席も黄色!さらに、窓が本当に大きい!これが観光用に特化したわけではない、一般の特急列車とは・・・。

近年の特急車両らしく、車内の案内ディスプレイも大型です。

そして所沢駅で下車。ラビューによって引退に追い込まれる、10000系ニューレッドアローとの並びも撮影出ました。

さて、所沢駅は池袋線と新宿線が交わるほか、西武鉄道本社がある場所であり、改良工事が次々と進められています。

2018(平成30)年3月にオープンした東口駅ビル「Grand Emio(グランエミオ)所沢」。これだけでも大きいですが、写真手前側に向けて第2期工事が進められています。



駅前にある西武鉄道本社前付近のマンホールは、西武オリジナルマンホールが3種。

所沢駅西口。駅舎はアニメ「ソードアートオンライン」2期のオープニングで登場しているので、聖地ですね。

所沢駅西口周辺も駅舎を含めて大規模な再開発が進められており、大きく変貌しそうです。


帰りは10000系ニューレッドアローで池袋駅へ戻りました。

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