2021年4月22日 ロマンスカーミュージアムへ
4月19日に開館したばかりの小田急電鉄の鉄道展示施設「ロマンスカーミュージアム」。事前予約制でしたが、平日だと空いていたので早速行ってみました。入口にはロマンスカーをイメージしたオブジェを設置。
エスカレーターを降りると小田原急行鉄道1形電車(モハ10)が展示されています。1927(昭和2)年に製造され、のちに熊本電気鉄道で1981(昭和56)年まで活躍した車両を復元したものです。致し方が無いのかもしれませんが、車両全体が見えなくなってしまったのは残念。
車内も公開されています。
さらに下へ行くと、3000形、3100形、7000形の3種類が並んでいます。ちょっと暗めの照明でシックな感じの内装ですね。
7000形を除いて車内が公開されています。こちらは3000形(SE)の車内。
こちらは3100形(NSE)の車内。
反対側に行くと、晩年の姿の状態で保存されている3000形がいました。
こちらは10000形(HiSE)。隣には、あと1両入りそうなスペースがあるので、50000形VSEが引退したらここで並ぶのではないかと思います。
20000形(RSE)。先頭車1両と2階建てのスーパーシート車1両が保存されています。
現役の時に20000形は乗ったことが無く、上写真のスーパーシートの存在さえも知りませんでしたが、豪華な車両だったんですね。次第に通勤特急と化しているロマンスカーでは、もうこういう車両は登場しないでしょうか。
ある意味で実物車両よりも必見なのがジオラマパーク。新宿から小田原原・箱根まで小田急線沿線を再現した鉄道模型のジオラマは圧巻。歴代10車種のロマンスカーと5車種の通勤車両が走行します。
規模はそれほど大きいわけではないのですが、歴代のロマンスカーが常設で展示されているのは圧巻。欲を言えば、保管している過去の通勤電車についても何らかの活用を期待したいところです。