2023年5月20日・21日 長野電鉄・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道の旅
翌日は、しなの鉄道北しなの線と、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの境界駅である、妙高高原駅からスタート。いかにも国鉄の地方駅といった雰囲気です。妙高市による改修計画もあったそうですが断念し、代わりに近くに妙高市観光案内所が新築されるという、何とも勿体ない事態に…。
さて、妙高高原駅では、えちごトキめき鉄道の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が出発するところでした。
一度はぜひ乗ってみたいのですが、なかなか機会に恵まれません。
しなの鉄道は、SR1系100番台による特別快速「軽井沢リゾート号」が出発するところでした。主に平日はライナー列車に使用されるもので、デザインは高原の風をイメージした濃いロイヤルブルーをベースとしています。
座席はクロスシートとロングシートに切り替え可能なデュアルシート。軽井沢リゾート号運用時は「軽食付プラン」向けに、一部の座席を向かい合わせにして、テーブルも設置されます。
大型の液晶ディスプレイが設置され、観光案内も表示。
行先表示
さて、今度はえちごトキめき鉄道のET127系に乗車して北上。
途中、二本木駅でスイッチバックします。
妙高高原行きと行き違い。
そして、直江津駅に到着。かつての特急「はくたか」「北越」などはいなくなりましたが、北越急行を含め様々な路線が集結する交通の要衝です。
こちらは、日本海ひすいラインで活躍するET122形のラッピング車「NIHONKAI STREAM」。
直江津駅では、直江津D51レールパークを見学。
ある意味で最大の目玉車両であるオヤ31形。
国鉄急行色に塗られたクハ412−6。
行先表示は・・・上野!?
車内は休憩所として公開されていました。元々は、3月〜12月の土日祝日に公開されていた同施設。2024(令和6)年の能登半島地震の影響で、建物の耐震性を考慮した結果、月に1〜2回程度の公開に変わってしまいました。
さらに、上越市立水族博物館 うみがたりへ。
さすが新潟。フィーディングプールで、ニシキゴイに餌をあげることができます。
この後の予定の都合で、約1時間の滞在につき、もう少し時間を取ってみたかったですが、非常に充実した展示内容で大満足でした。
さて、直江津駅に戻ると455系+413系による観光急行が到着していました。この日は急行「ひめかわ」のヘッドマーク付き。
行先表示は「市振」。
クハ455-701
モハ412-6
クモハ413-6
令和になり、流石に国鉄車両の多くが引退する中、未だにこの塗装が走っていることに感謝です。今度は乗りに来なければ…。
E129系とET122形。
さて、あとは帰路に就くだけ。上越妙高駅へ向かいます。
出来れば撮影したかった、ET127系V1編成の赤と黄色のツートーンカラー。田島ルーフィングの広告電車として、かつての新潟色を再現した車両ですが、車庫でお休みでした。
上越妙高駅に到着。
E653系特急「しらゆき」。485系に塗られていた上沼垂色がリバイバルされたそうなので、また撮影に行かないと…。
上越妙高駅の様子。こちらは東口。かつて脇野田駅があった頃の面影は完全に消滅していました。
黄金の兜をかぶった上杉謙信像が鎮座しています。
最後に西口を撮影して、〆としました。