2023年6月3日・6月25日 南武支線と鶴見線の205系を撮影する
鶴見線が103系から205系へ、南武支線が101系から205系に置き換えらたのはつい最近のような気がしたら、いつの間にか20年近くが経過。鶴見線はE131系1000番台、南武支線は1編成を除き新潟から転属したE127系0番台で置き換えられるというので、久しぶりに乗車や撮影をしておくことにしました。
まずは6月3日、鶴見駅の鶴見線ホームへ向かいます。2022(令和4)年2月28日までは中間改札がありましたが、現在は撤去されています。
鶴見線は支線を含めて行先が様々ですが、浜川崎行きの鶴見線に乗車。乗車したのは205系ナハT13編成で、過去の写真を見てみると、なぜか鶴見線に行くたびにこの編成に出会っていました。
鶴見駅を出ると何やらホームらしき遺構が。鶴見線の前身、鶴見臨港鉄道の本山駅(ほんざんえき)跡です。曹洞宗の大本山である總持寺に近いことから名付けられた駅名で、1930(昭和5)年10月28日から1942(昭和17)年12月12日まで、約12年間使用されました。
今や珍しくなりつつある貨物用の側線を多数要する広い駅構内を持ち、実質的な大川支線への分岐駅である安善駅。
浜川崎駅に到着。ここからは南武支線に乗り換えますが…。
鶴見線の駅と南武支線の駅は向かい合わせとなっているのが特徴です。
ここからは2両編成の205系1000番台ナハW1編成に乗車。
側面の帯や座席に音符や五線譜等が描かれているのがワンポイント。2016(平成28)年3月に、小田栄駅開業を記念して「音楽のまち」と海をイメージしたデザインとしたものです。
この日は乗車がメインだったので、単純に終点の尻手駅に到着して終えましたが、続いて撮影をメインに出撃することにします。
ということで6月25日。この日は南武支線の運転本数が多い朝7時台に出撃。川崎新町駅で尻手行きの205系ナハW4編成を駅撮りします。こちらの編成は、E127系導入後も予備車として活躍中です。
こちらが川崎新町駅の駅舎。
ここからは徒歩で隣の小田栄駅へ向かいつつ、途中で尻手行きの205系ナハW1編成を撮影。
さらに浜川崎行きの205系ナハW4編成も撮影。
そして小田栄駅へ到着。上下線の駅が向い合せに建っているのが特徴です。
尻手行きの205系ナハW4編成。
そして浜川崎行きの205系ナハW1編成が入線してきたので、このまま浜川崎駅へ向かいます。
終点の浜川崎駅に到着。
浜川崎駅に停車中の鶴見線の205系ナハT19編成。扇町行きですが、こちらには乗らず…。
浜川崎駅から1つ北側の踏切で、南武支線の205系ナハW4編成を撮影しました。
さて、今度は扇町駅から折り返してきた鶴見線の205系T19編成に乗車し、安善駅で下車。
駅構内の全景。
駅舎はこじんまりとしています。
続いて、前回も乗車した205系T13編成に乗車し、大川支線へ。
本来の分岐駅は安善駅の隣、武蔵白石駅ですが、車両の有効長の関係で現在は大川支線用のホームが撤去されているため、途中停車駅は無く終点の大川駅に到着。
こちらも貨物用の側線を持つ駅構内でしたが、今は雑草に覆われています。
JR貨物の管理用地のようです。
これと言ってやることはないので、このまま引き返します。
途中、武蔵白石駅の大川支線用ホーム跡を撮影。
1996(平成8)年3月まではこのような姿で、クモハ12形が1両編成で活躍していました。(撮影:daikiti)
そして終点の鶴見駅に到着。
T13編成を見送り、この日の撮影を終えました。