2023年12月22日 久しぶりの北九州


この日は急な事情により北九州へ行くことに。まずは羽田空港第1ターミナルビルへ向かいます。


偶然にも、12月6日から運行を開始したJALの特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS Disney100」が出発するところでした。機体の左右でデザインが異なり、右側は、機体前方からミッキーマウス・ウッディ(トイ・ストーリー)・ジャスミン(アラジン)・スティッチ(リロ&スティッチ)・ミニーマウスが描かれています。

左側は機体前方からミッキーマウス・エルサ(アナと雪の女王)・アリエル(リトル・マーメイド)・ミニーマウスが描かれています。

冬の早朝なので富士山が良く見えるほか、何やら緑色の全日空もいますね。

さらに、スカイマークのピカチュウジェットBC1にも出会えました。離陸までの短い時間ですが、立て続けにネタ機をゲット。

さて、富士山を遠めに見ながら羽田空港を離陸。以前はあれだけ飛び回っていたのにもかかわらず、コロナの少し前からご無沙汰だったので、久しぶりの感覚にワクワクします。

羽田空港を上空から。

こちらは琵琶湖。

広島市中心部を上空から。三角州に建物が密集していますが、地盤が心配…。

山口宇部空港を上空から。間もなく北九州空港…ということで、空の旅もこれで終わりかと思っていたら、北九州空港上空は雪の影響で視界が悪く、全然降りることが出来ず、結果的にこの風景を3回も見ることになりました。さすがに3回目は飽きました…。

さて、北九州空港に1時間遅れで到着。

北九州空港にあったマンホールは、銀河鉄道999のデザインマンホールでした。

北九州空港からは路線バスでJR日豊本線の朽網駅へ。


小倉駅に到着すると、北九州モノレールも銀河鉄道999でした。流石、松本零士ゆかりの地です。

小倉駅を見るのも久しぶりです。

お昼ご飯は、北九州と言えば「資さんうどん」という情報を得て、小倉駅近くのこちらのお店へ。「資さん」とは「すけさん」と読みます。

元々、西日本のうどんの方が好きな私ですが、それにしても非常に美味しい。名物の「ごぼ天」は、太めのゴボウがサクッとした衣に包まれ絶品でした。関東にもできないかなあ、次はこの味はいつ食べられるかなあ…と思っていたら、2024年冬に東京・両国に都内1号店をオープンするそうです。待ち遠しい。

さて、小倉駅に戻るついでに旦過市場を少し経由することに。

この雑多な感じが非常に良い味ですね。中には本当に営業しているのか?という、レトロな空間もあります。ただ、2022(令和4)年には2回も火事になっており、空き店舗を含め2回の合計で87店舗、5千平方メートル以上を焼失。順次、再整備が行われるそうで、この風景も大きく変わりそうです。

さて、旦過駅からモノレールで小倉駅に戻ります。こちらは北九州銀行の広告車両。

こちらも企業の広告車両ですね。

さて、行きの飛行機が1時間遅れたことから、帰りの飛行機も遅れが心配だったのですが、案の定遅れるとの事前予告。北九州空港に早く行っても見る場所がないので、1時間だけ時間をつぶすことに。

日田彦山線のキハ40系。

821系に初対面。前面を縁取る小さな装飾ライトが特徴的ですが、無駄な設備だったようで、早々に使用が中止されています。

行先表示器。大きくて見やすいのが良いですね。日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に切り替わります。

車内の様子。非常に明るく、座り心地は意外と良好でした。ただ、近年のJR九州の車両らしく、なぜか腰の部分はクッションが省略されています。

さて、偶然にもゲットした余剰の時間で北九州市立いのちのたび博物館へ。2010(平成22)年に訪問して以来、13年ぶりの訪問で、その間に展示が何度かリニューアルされています。中でも、2013(平成25)年には全身の約90%の骨が残っている世界で最も保存状態のよいティラノサウルスである「スー」の複製骨格を、当時は世界で初めて常設展示しています(上写真)。

なお、滞在可能時間は僅か20分。もはや、ひたすら無心にカメラのシャッターを押している感じです。

アロサウルス。

クリオロフォサイルス

カマラサウルス

トリケラトプス

プロトケラトプス

ティラノサウルス。こちらは「スタン」と呼ばれる個体で。当博物館は2体のティラノサウルスの全身骨格を常設展示しています。

ギガノトサウルス

パレドパラドキシア

プロントテリウム

ヤベオオツノジカ

エレモテリウム。2023(令和5)年に新たに追加された展示で、新生代第四紀更新世、約150万年前の北アメリカ大陸と南アメリカ大陸に生息していたオオナマケモノの一種。体長4m、体重3トンにもなる大型の哺乳類です。40cm程度の大きなツメも特徴。

この迫力には驚き、流石にしばらく見とれてしまいました。

モア。ニュージーランドに棲息していた鳥類で、大きいものだと3メートル近い体高に成長しました。



タラッソメドン。爬虫類(エラスモサウルス類)。いわゆる首長竜の1つで、全長約11mです。



ズンガリプテルス。このほかにも多数の化石の展示があり、中でも史上最大の翼竜「ケツァルコアトルス」や、2023(令和5)年から展示されている全長約15mのスピノサウルスが未撮影ネタだったのですが、あまりの時間のなさに見事に見逃しました。

ただでさえ少ない持ち時間がさらに減ったのは、鉱物ゾーン。

こちらの収蔵量も凄く、しばし見入ってしまいました。

歴史ゾーンも超特急で散策します。左は縄文人とその生活、右は弥生人とその生活。




小倉城(復元模型)


八幡製鐵所 社宅(昭和30年代)

明治時代に建てられた北九州市内の農家の図面を参考に主屋の一部分が再現されていました。ということで、ものすごい勢いで見た後、真っ直ぐ北九州空港へ向かいましたが、無情にもさらに大幅に遅れるというアナウンスがあり、2時間ほど空港内で待機する羽目になりました。

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