2024年8月24日 イタリア海軍の空母「カブール」撮影と巨大恐竜展 2024-2025へ

本日は朝7時から横須賀へ。イタリア海軍の空母「カブール」と随伴のフリゲート艦「F594 アルピーノ」が入港したというので撮影してみました。

カブールを正面から。本当は艦載機であるハリアーU攻撃機も撮影したいところでしたが、高台から望遠レンズで狙う必要があり断念。特に、複座型のTAV-8Bはマニアから注目を集めていたようで、私も可能であれば撮影したかったものです。

こちらがフリゲート艦「F594 アルピーノ」。

6月1日に、イタリア南部にあるターラント海軍基地を出港し、オーストラリアや米領グアム島に寄港しながら共同訓練を実施しているそうで、はるばる横須賀へ。まさかアメリカ以外の海外の空母を見られるとは思わず大満足でした。

さて、横須賀駅ではE217系Y−30編成が留置。

前面の貫通扉部分をアップで。

E235系との並びも撮影しておきました。それにしても、E217系といえば113系を追い出した「新しい」車両だったはずなのに、もう引退するとは…。

さらに、馬藤所員と友人の味野氏と合流して横浜市へ。JR桜木町駅前(帆船「日本丸」前))にある、ポケふたをゲットします。横浜市だけでも5種類がありますが、こちらはワリンキー、ピカチュウ、コダックが描かれています。

さらにパシフィコ横浜の裏手にある、ポケふたをゲットします。こちらはピカチュウ、ビクティニ、ゴンベが描かれています。

そして、主目的であるパシフィコ横浜で開催中の巨大恐竜展 2024-2025へ。

読売新聞社主催、大英自然史博物館、福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学研究所の共同企画によるもので、大英自然史博物館から初来日した、全長約37メートルの「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格標本と、そのインタラクティブ展示を中心に、主に福井県立恐竜博物館が所蔵する国内外の標本あわせて約100点を中心に、恐竜の巨大化や繁栄の歴史を紹介しています。

こちらはトゥリアサウルス。後期ジュラ紀の竜脚形類で、スペイン(アラゴン州)で産出されたもの。全長は20mを超えると推定されています。

ステップマンモス

ショニサウルス。後期三畳紀に棲息した魚竜類。全長は21mになると推定されます。北九州市立自然史・歴史博物館(北九州市立いのちのたび博物館)の所蔵ということで、昨年にこの博物館を短時間だけ見たところではありますが、また行きたい…。

ガストルニス。新生代古第三紀(前期始新世)の大型の鳥類。

パラプゾシア。後期白亜紀の史上最大級のアンモナイトで、その中でも世界最大級の化石で、殻の直径は約1.7mもあります。徳島県立博物館所蔵。

スピノサウルス。オダイバ恐竜博覧会2024でも見たスピノサウルスのロボット。水棲だったという最近の学説に基づいた姿が再現されています。

ティラノサウルス”ワイレックス”。20体以上の骨格が発見されているティラノサウルスのうち、ワイレックスの愛称がある個体。尾椎の端が激しくただれた跡があり、他のティラノサウルスに尾を食いちぎられたと考えられています。


そして、今回の主役であるパタゴティタン・マヨルム。アルゼンチンのパタゴニアで発見された、全長約37メートルという世界最大級の巨大竜脚類(ティタノサウルス類)。


ディプロドクス。後期ジュラ紀の北アメリカ大陸に生息していた竜脚形類。長野県古生物学博物館所蔵。全長約20メートル〜30メートルで、今回の展示ではパタゴティタンに主役を持っていかれていますが、こちらもかなりの迫力。


アマルガサウルス。前期白亜紀の竜脚形類で、首から腰にかけて神経棘が長く伸びています。凄くトゲトゲしていますね!


ブラキロフォサウルス。後期白亜紀の鳥脚類で、ミイラ化した後に化石になったため、皮膚の痕跡で覆われています。アメリカのモンタナ州で産出されたもので、実物は福井県立恐竜博物館で展示さています。

プウィアンゴサウルス。前期白亜紀の竜脚形類で、タイの東北部で数多くの化石が発見されています。

最後に、JR桜木町ビルで保存されている110形蒸気機関車を撮影。1871(明治3)年にイギリスのヨークシャー社で製造されたタンク式の蒸気機関車で、1872(明治5)年に日本初の鉄道として新橋〜横浜間が開業した時に10号機関車として使用されたもの。戦後は長らく青梅鉄道記念公園で保存されていましたが、2020(令和2)年3月から、かつて初代横浜駅のプラットホームがあった場所に設置されています。
この場所から、この機関車で日本の鉄道が始まったと考えると、ワクワクしますね。なお、連結している客車はレプリカです。