2024年8月27日 東武アーバンパークライン8000系と帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」
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本日は本来であれば、広島から上京してくるリン所員と遊ぶ予定だったのですが、台風の動向が不透明であったためキャンセル。結果的に本日の東海道新幹線は大雨でダイヤがズタボロだったので、正しい判断であったようです。
ということで、当初予定していたコースを基本に私単独で出撃。
まずは、大宮駅でJR東日本の新幹線高速試験車両であるALFA-Xを撮影。今年2度目のゲットです。
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窓が無いE956-5(5号車)。試験会議室として使われる車両です。・・・と、撮影したらすぐに発車していきました。いつか、駅を通過するシーンを撮影してみたい…。
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続いて在来線ホームで、E253系特急「きぬがわ」を撮影。
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さらに東武アーバンパークラインの撮影へ。東武80000系の導入により、8000系の置き換えや60000系の5両編成化(短縮)が行われるので、今の姿を記録しておきます。
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60000系と8000系の並び。
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岩槻駅にて60000系。
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折角なので、61601Fを1両ずつ記録しておきます。まずは、1号車のクハ66600形(66601)。
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2号車のモハ65600形(65601)。
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3号車のサハ64600形(64601)。こちらの車両が5両編成化により減車され、80000系サハ83500形に編入されます。
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4号車のモハ63600形(63601)。
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5号車のモハ62600形(62601)。
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6号車のクハ61600形(61601)。
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続いて8000系81114F。
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さらに、動態保存編成だったはずが、アーバンパークラインでの定期運用が復活した8000系8111Fを撮影。あくまで80000系登場までのつなぎでしょうから、しっかり記録しておかねば。
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さて、いったん岩槻駅を出て、さいたま市のカラーマンホールをゲット。
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さらに、さいたま市岩槻区のオリジナルマンホールをゲット。
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駅前にそびえる商業施設「WATSU 岩槻」。スーパーのマルエツなどのほか、岩槻区役所が入居しています。
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さて、先ほどの東武8000系を狙う都合もあるので、少しだけの時間ですが岩槻駅周辺を散策します。こちらは東玉大正館(旧中井銀行岩槻支店) 【国指定登録有形文化財】。大正後期の建築で、煉瓦造2階建ての洋館建築。正面を3分割し、上部を半円アーチ型で飾る入口を中央に開き、2階は左右の対称位置に上げ下げ窓を開けています。
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こちらは、「岩槻藩遷喬館」。1799(寛政11)年に、岩槻藩に仕えた儒学者の児玉南柯(こだま なんか)が54歳の時に開いた私塾「遷喬館」で、文化年間(1805〜1811年頃)に藩校となり、藩士の子供が学ぶ「勤学所」となりました。
遷喬館とは、詩経(中国最古の詩集)の「伐木」の一節、「出自幽谷 遷于喬木(幽谷より出でて 喬木に遷る)」に由来し、最盛期には広大な敷地の中に武芸稽古所、学問の神様である菅原道真を祀る菅神廟(天神社)、児玉南柯の自宅「梅亭」、庭園、展望台などを有していました。
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1871(明治4)年の廃藩置県により遷喬館は廃止され、現在は後に民家として転用された学舎のみが残りますが、埼玉県内で保存されている藩校としては唯一の事例であり、1956(昭和31)年に当時の所有者から岩槻市に寄贈されたのを機に修理が行われたほか、2003(平成15)年から2005(平成17)年にかけて全面解体修理を実施し、遷喬館当時の状態に復元。現在は、さいたま市立岩槻郷土資料館の付属施設として一般公開されています。
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このほか、付近の市宿通り(日光御成道)には幾つか古い商家や近代建築などが残り、こちらも見どころです。
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中野邸(藤宮製菓)。天保時代に中野酒店として開業したもので、築170年の蔵造りの建物が現存。2009(平成21)年に改修されています。
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田中邸(田中屋本店)。嘉永年間創業の和菓子屋で、細長い敷地に店、製造所、住居と続きます。
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志水邸。明治時代初期の建築で、染物屋を営んでいました。道路拡幅工事により曳家された上で保存されています。
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さいたま市立岩槻郷土資料館。1930(昭和5)年築。元々は岩槻警察署の庁舎で、岩槻で初めての鉄筋コンクリート造の建築。
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芳林寺。曹洞宗の寺院で、元々は太田道灌が松山城(東松山市)に建てたものを、戦国時代にその曾孫である太田資正(岩槻城主)が移したと伝わります。1591(天正19)年に高力清長が岩槻城主となった際、その荒廃を嘆き復旧しました。
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その後の火災に何度か見舞われますが、現在の本堂は1841(天保12)年築です。境内にはまた、太田道灌の銅像が建立されています。
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境内に飾られていた岩槻城の復元図。時間の都合でカットしましたが、近いうちに見に行きたいものです。
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続いて、八木崎駅で撮り鉄。
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きた!8000系8111F。
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ちょうど大宮駅からも8000系が入線してきたので、離合を撮ることが出来ました。
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そのまま8000系に乗り込み、春日部駅で乗換。
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高架化工事がスタートしており、しばらくすると風景が一変すると思われます。
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北千住駅でJR常磐線に乗り換え。ちょうど、EF210形牽引の貨物列車が通過したので撮影。
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さらに、新橋から「ゆりかもめ」に乗車し、東京国際クルーズターミナル駅で下車。船の科学館が解体中でした。
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本日最後のお目当ては、2024(令和6)年8月25日〜30日まで寄港中の世界で一番美しい帆船と称されるイタリアの「アメリゴ・ヴェスプッチ号」。
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1931(昭和6)年2月22日に完成したイタリア海軍の練習帆船で、船名は新大陸「アメリカ」を発見したとされるフィレンツェ出身の探検家アメリゴ・ヴェスプッチの名に由来します。2023(令和5)年7月から世界31カ国を航海するワールドツアー中で、日本は17か国目の寄港地。事前予約で甲板の一般公開が行われています。
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また、東京国際クルーズターミナル内ではイタリアの歴史や文化を体験できる「ヴィラッジョ・イタリア」が開催。イタリアのグルメやワインの販売、映画の上映、デザイン展示などのほか、日本とイタリアの歴代オリンピック聖火トーチ展も開催されていました。
こちらは、1956年コルチナ・ダンペッツオ大会の聖火トーチ。
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1960年ローマ大会の聖火トーチ
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1964年東京大会の聖火トーチ
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2006年トリノ大会の聖火トーチ。これは鮮やかで洗練されたデザインですね。
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2020年(2021年)東京大会の聖火トーチ。東京オリンピックは、開催前はマスコミが散々批判したくせに、始まるや否や手のひらを返したのが気に食わなかったので全く見なかったのですが、コロナ禍じゃない時に開催出来ていれば、もっと盛り上がったのに…と非常に残念です。