2024年12月1日 旧徳川家松戸戸定邸と流鉄・新京成電鉄を見る


この日は急にE657系に乗りたくなり、品川から柏駅まで乗車。


すると、ちょうど漫画「ベルサイユのばら」マンホールが駅周辺などに設置されたところだったので、撮影。こちらは柏高島屋前に設置された「オスカルとマリー・アントワネット」。

柏駅東口から徒歩5分、柏神社前に設置された「オスカル」。

柏駅東口から徒歩20分という、微妙に遠い場所にある三協フロンテア柏スタジアム隣り日立台公園前に設置された「マリー・アントワネット」。行きはバスでも行きましたが、遠回りするので時間がかかりました…。

柏駅に戻る途中、パティスリーポムルージュという洋菓子店の雰囲気が良かったので購入したところ、きめ細やかな口当たりと味わいが本当に絶品でした。8月3日にオープンしたばかりだそうですが、パティシエの小熊亮平氏は、フランスにおけるパティシエ・コンクールの最高峰「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2019」に日本代表チームの一員として参加し、銀メダルを獲得されたという超実力派だそうです。我が家からは気軽に行ける距離ではありませんが、また行きたいと思います。
参考:https://www.tfoods.com/community/event-report/19012728/index.html

柏駅に戻る途中の商店街では、サンタが看板からぶら下がっていました。

柏駅東口

こちらは柏駅西口。柏駅は東口も西口も賑わっており、活気がありますね。

さて、続いて馬橋駅で流鉄5000形を撮影。編成ごとに塗装が異なっており、こちらは5003編成「あかぎ」(2代目)。

こちらは5005編成「なの花」。今後はJR東海から譲渡された211系6000番台が活躍するそうで、長らく西武の中古車のイメージだった流鉄の雰囲気が一変しそうです。

続いて松戸駅へ。80000形を撮影してみると、京成電鉄との合併に向けて既に新京成のロゴは消された状態でした。

続いて、松戸駅西口のキテミテマツドの敷地内に、2022(令和4)年4月5日から設置されている「すくすくファミリーフレンズ」マンホールを撮影。2021(令和3)年5月の松戸市とホワイトホース市(オーストラリア)の姉妹都市交流50周年を記念して実施された、デザインマンホールコンテストの最優秀作品だそうです。
オーストラリア固有種のコアラと、松戸市の鳥「ふくろう」の親子が寄り添っている姿を描くことで、「親の世代も子供の世代もずっとずっと姉妹都市交流が続くように」という願いが込めたほか、背景には「友情」が花言葉のミモザが描かれているそうで、とても深いデザイン性ですね。

続いて、水戸藩最後の藩主である徳川昭武が建てた戸定邸を久しぶりに散策。1884(明治17)年に建築後、増築が重ねられていますが、明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物を堪能しました。

徳川昭武は、最後の将軍である徳川慶喜の異母弟で、2人は写真撮影や狩猟、陶芸など共通の趣味を持ったことから、徳川慶喜はよくこの屋敷を訪問したそうです。

1951(昭和26)年に、昭武の息子である徳川武定が土地と建物を松戸市に寄贈し、現在は「戸定が丘歴史公園」「戸定邸」として開放されています。2006(平成18)年に建物が旧徳川家住宅松戸戸定邸として国の重要文化財に指定されたほか、2015(平成27)年に庭園が旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)として国指定名勝に指定されています。9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23という広大なお屋敷ですが、権力の座から離れた徳川家の屋敷ということで、華美な装飾は殆どないのが印象的です。
さて、上写真は表座敷棟に設けられた客間。

玄関を入ってすぐの場所には内蔵を設置。

大正10年以降の増築部分。


八重の間。徳川昭武の妻、八重の部屋です。

離座敷(秋庭の間)。昭武の生母、万里小路睦子(までのこうじちかこ。秋庭(しゅうてい)と号した)の居間。

中座敷棟

風呂。浴槽は大正10年以降、おそらく昭和初期に設置されたと考えられています。それ以外は明治時代のまま。


さて、松戸駅に戻ります。松戸駅は改良事業が進行中で、東西通路の拡幅(2本ある通路の統合)、改札内コンコースの拡張、駅南側に駅ビルの建設等が行われます。

2026年度に東西自由通路拡幅、2027年度に駅ビル開業を予定しているとのこと。改札内コンコースも広くなりそうで、利便性が高まると良いですね。

最後に、「新京成」としての記録を実施。新京成線と書かれた文字も見納めですね。

新京成線のりば

こちらの8800形は新京成ロゴが残っていました。



80000形。



8800形の車内も撮影。こののち、松戸新田駅まで往復し、この日の撮影を〆としました。

↑ PAGE TOP