2025年2月9日 箱根登山電車と富士屋ホテルを撮影する


この日は小田原駅からスタート。伊豆箱根鉄道大雄山線は、編成ごとにカラーリングが異なっており、こちらの第5編成は「ミント・スペクタクル・トレイン」となっています。


そして、東海道線ではE257系特急「踊り子」が入線し…。

1泊2日コースの豪華観光列車「四季島」が入線してきました。

ここ数年の冬の定番であった、1泊2日コースにおける東海道線での運転ですが、2025年冬は設定されておらず、四季島が東海道線を走行する姿はしばらく見納めでしょうか。

続いて箱根登山電車に乗車し、宮ノ下駅で下車。3000形と1000形の並びを撮影します。


3000形はいつの間にかデビュー10周年ということで、記念ヘッドマークが掲出されていました。そして、併結相手の2000形がデビュー当時の小田急ロマンスカー10000形塗装なのが良いですね。

続いて富士屋ホテルで少々買い物。上写真の花御殿は、1936(昭和11)年築。

西洋館は1906(明治39)年築。

本館は1891(明治24)年築、その右隣の食堂棟は1930(昭和5)年築。これまで紹介した建築物は、いずれも国の登録有形文化財に指定されています。

本館にはひな人形が飾られていました。

本館内部。最近、耐震補強工事を行いリニューアルしたこともあり、以前に来た時よりも明るい雰囲気でした。

食堂棟の様子を別角度から。写真手前側にあった1920(大正9)年築の日本閣をはじめとする、大正時代の建築は残念ながら新棟カスケード・ウイング建築に伴い解体されていますが、老朽化していた建物が密集していた感じだったので、これも時代の流れですね。

宮ノ下駅に戻ると、駅前にレトロなカフェが。NARAYA CAFE (ナラヤカフェ)というもので、宮ノ下で300年以上続いた奈良屋旅館(2001年閉館)を引き継ぎ、当時の源泉を足湯として活用しながら、交流拠点として再生したものです。


飾られていたナラヤカフェの全図。地形を利用しながら、複雑な建築になっているのが面白いです。


これまでの歩み。少しずつ規模が拡大していることが分かります。



さて、宮ノ下駅に戻るとモハ1形(104+106)・モハ2形(108)の3両編成が停車していました。


最新鋭車両である3000形との並び。

箱根湯本駅でモハ1形の車内を撮影。モハ1形・モハ2形ともに2028年1月に引退予定であり、それまでにしっかりと乗車しておきたいものです。

こちらはモハ2形。モハ1形とは座席配置、モケットが全く異なりますね。



小田原駅に戻ると、たしか人身事故だったと思いますが、海老名駅または本厚木駅で折り返し運転になっていました。小田原駅では極めて珍しい表示ですね。


最後に、続々と増殖する小田原市のマンホールを未撮影ネタを中心に撮影して〆としました。





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