数々の異人館が残る、横浜の代表的な観光地の1つ山手地区をお散歩。
規模としては神戸の方が凄いですが、首都圏で数多くの素晴らしい洋風住宅を堪能でき、そして閑静な場所で散歩にはもってこいの場所です。特に「みなとみらい線」が開業してから、みなとみらい線「元町・中華街」駅出口直ぐの場所から、フランス山地区を経て、山手本通りを経由して、山手イタリア山庭園からJR根岸線石川町駅へ、という回遊ルートが出来ております。行ったり来たりしなくていいので、なかなか楽しいですよ。
上写真はイギリス館。元々は1937(昭和12)年に英国総領事公邸として建てられたもので、横浜市指定文化財。
この日はコンサートが行われていまして、様々なイベントに活用されているようです。
内部の様子から。丸窓などが特徴的で、非常に落ち着いた雰囲気ですね。
エリスマン邸。1926(大正15)年、アントニン・レーモンドの設計で建てられました。
こちらはベーリックホール。1930(昭和5)年、イギリスの貿易商バートラム・ロバート・ベリックの私邸として建設されました。御覧の通り、邸宅といえる規模で・・・なかなか見応えある豪華な雰囲気でした。
食堂の様子。いいですね〜、こんな雰囲気の場所で美味しいもの食べたいですね。
今なんか、床に座って食べてますからね・・・。
通称「外交官の家」。これはニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを歴任した明治政府の外交官、内田定槌氏の邸宅で、1910(明治43)年に、現在の東京都渋谷区の南平台にJ.M.ガーディナーの設計で建設したもの。1997(平成9)年に内田定槌氏の孫である内田宮入氏が横浜市に寄贈して、移築されました。国の重要文化財に指定されています。
その内部の様子。