前日に高山市を観光し、移動疲れもかな〜り残っておりますが、本日は早速早起きして名鉄岐阜駅へ出撃します。まずは1100系パノラマスーパーを撮影。
そのほか色々撮影しましたが、本日の目当ては7000系パノラマカー。1駅だけですが乗車しました。
そして加納駅で下車し、7000系を見送ります。
岐阜駅方面へ向かって歩き出し、中山道の宿場町、加納宿跡を見学します。まずは江戸時代に岐阜の中心であった加納城大手門跡。私が立っているポイントの東西が、かつての中山道で、ここを歩きます。
早速見えてきたのが、旧加納町町役場。保存も検討しているらしいですが、このまま放置されているといずれ・・・の雰囲気でした。このままでは、ただの汚い建物にしか思われなくなってしまいますので、早目の保存再生処置が待たれます。もっとも、周辺住民はそれよりも高層マンション建設への反対の方こそ死活問題のようです。この付近に高層建築は何も無く、まさに閑静な住宅街。不動産会社も奇麗事では儲からないのは重々わかりますが、日本各地で景観を次々と破壊していくのは、どうにかならないものでしょうか。
このほかに古そうな建物は沿道にはありませんが、こちらの二文字屋は江戸時代の旅籠を起源としているそうです。
写真左手が当分本陣跡。
写真右手が加納宿本陣跡。う〜ん、昔の面影は・・・無いですねえ。
加納宿西問屋跡。
加納宿脇本陣跡。
道を曲がると加納天満宮へ行けます。当時はこの宿場町の鎮守的な存在だったことでしょう。
さて岐阜駅へ戻ります。路面電車廃止後、ようやく岐阜市は念願の車社会を実現できると考えたようで(?)、大規模な改良工事が進行中。まあ皮肉はともかくとして、こうなったからには既存の鉄道とバスを上手に活用した街づくりを推進して欲しいもの・・・なのですが、ここまで大規模に工事をしておきながら、相変わらずJR岐阜駅と名鉄岐阜駅を結び付けようという発想は無いようです。このペデストリアンデッキも名鉄岐阜駅まで延びるのかと思いきや、さにあらず。
単純にJR岐阜駅前の道路から歩行者を追い出すためだけの道具のようです。さすが岐阜市!
岐阜市役所の悲願にも近かった路面電車の廃止。かつての新岐阜駅前駅(電停)の現況です。
こうやってみると、実に広い空間が広がっており、もう一度路面電車を設置したくなりますね!
路面電車があった頃の、ほぼ同じ場所の風景です。
続いて駅北側にある金公園で幸いにも保存されている、モ510形を見学。屋外の露天で保存なのが気になりますが、大変美しい状態を保っており、しっかりと整備されていることがわかりました。
それではJR岐阜駅に戻り、在来線で米原に向かって進軍します。
途中、大垣で後続の米原行きへ乗換えします。その間に養老鉄道の車両や・・・。
樽見鉄道の車両や・・・。
JR東海の117系などを撮影しました。 さて、まだまだ旅行は続きますが岐阜編はこの辺で。