DD14形
DD14 0番台。トップナンバーである1号機が北海道の三笠鉄道記念館で保存。
(写真:三笠鉄道記念館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1960(昭和35)年元・保有会社:国鉄、JR北海道、JR東日本、JR西日本
●エンドキャブ方式を採用した、除雪用ディーゼル機関車
DD13形をベースに開発された除雪用ディーゼル機関車で、0番台と、台車などを改良した300番台のあわせて43両が製造された。機関車本体は除雪作業の監視がしやすいよう、運転室を前位片側に寄せた「エンドキャブ方式」としたのが特徴。JR化後は廃車が進み、JR北海道からは1996(平成8)年、JR西日本からは2002(平成14)年に全廃。最後まで活躍したのはJR東日本の長岡車両センターの327号機、332号機であり、主に信越本線直江津〜黒姫間で使用されていたが、2015(平成27)年3月改正で同区間がえちごトキめき鉄道、しなの鉄道に経営移管された際に引退した。
●DD14 300番台
JR東日本のDD14形300番台。ロータリーヘッドを装着した姿。
(写真:信越本線 妙高高原駅/撮影:リン)
同じくJR東日本のDD14形300番台。こちらは逆エンド側
(写真:信越本線 妙高高原駅/撮影:リン)
●DD14 300番台(保存車両)
小樽市総合博物館で保存されているDD14 323号機。
(写真:小樽市総合博物館/撮影:裏辺金好)
DD14 323号機の逆エンド側。
(写真:小樽市総合博物館/撮影:与太郎)
DD14 332号機。300番台の写真1枚目に掲載した車両で、引退後は新津鉄道記念館で保存されている。
(写真:新津鉄道記念館/撮影:裏辺金好)