DE11形
DE11形1000番台。0番台と比べて出力増強を行っている。
(写真:田端運転所/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1967(昭和42)年保有会社:JR東日本、JR貨物/元・保有会社:国鉄
●DE10形をベースとした重入換専用機関車
増大する鉄道貨物量に対して、貨物ヤードでの貨車入換用機関車の牽引力および制動力が不足していた問題の解消を目的に、DE10形をベースに開発された重入換専用機関車。本線上での客車牽引を考慮せず、重連総括制御機能や蒸気発生装置 (SG) は未搭載。外観面ではDE10形と大差は殆ど無いが、DE11形2000番台は、住宅地付近等で使用した場合の騒音低減を目的にして、足回りに防音スカートの装備や大型排気消音器の採用などが行われ、車体長は従来より2m長くなっている。
●バリエーション
DE11形2000番台(JR貨物更新色)。
(写真:中央本線 八王子駅/撮影:裏辺金好)
DE11形2000番台(JR貨物更新色)。こちらの2003号機は2000番台として初めての更新工事機で、2009年10月に施工。太い白帯など塗装に特徴があります。
(写真1枚目:大宮総合車両所/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:相模貨物駅/撮影:裏辺金好)