キヤE193系気動車
(写真:東北本線 矢板駅/撮影:U-lineのA)
●基本データ
デビュー年:2002(平成14)年最高速度:110km/h
保有会社:JR東日本
●非電化区間に対応したJR東日本の検測車両
JR東日本がキヤ191系・マヤ34形の置き換えとしての後継車両として2002(平成14)年に投入した検測用の気動車で、新潟鐵工所(当時)で3両1編成が製造された。同時期に製造されたE491系電車と瓜二つの外観だが、パンタグラフの位置や排気管などの相違点がある。愛称はEast i-D(イーストアイ・ダッシュディー)で、秋田総合車両センター南秋田センターに配置。主にJR東日本管内の非電化区間の検測を担当するほか、JR北海道、東日本各地の第三セクター鉄道や臨海鉄道への出張も行う。なお、仙石線など一部の電化区間の検測も行っている。
E491系と同様、建築限界測定車のマヤ50 5001(旧スヤ50 5001)連結して4両で走行することも可能。
●ギャラリー
主に6月にはJR北海道管内の検測作業も実施している。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
●形式ガイド
キヤE193-1
地上信号機器・通信機器の測定装置を搭載している。
(写真:磐越西線 川桁−猪苗代/撮影:裏辺金好)
キヤE192-1
中間車で測定用のパンタグラフを2基備えるなど、架線測定用の装置を搭載している。
(写真1枚目:磐越西線 川桁−猪苗代/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:函館本線 函館駅/撮影:リン)
キクヤE193-1
軌道状態・騒音測定用の装置を搭載している。なお、走行用のディーゼルエンジンは搭載していない。
(写真:磐越西線 川桁−猪苗代/撮影:裏辺金好)