201系一般形電車(形式ガイド)
▼0番台
2年にわたる試作車の実績を元に、1981(昭和56)年8月より投入された量産車が0番台。先頭車の車体長を200mm短くして全形式を19500mmし、運転台後方の戸袋窓がなくなったこと、M車(モハ201)のパンタグラフが2基から1基になったこと、屋根をポリウレタン樹脂系の塗り屋根にしたことなどが相違点。クハ201−1〜
(クハ201−107 中央線 豊田駅/撮影:裏辺金好)
クハ200−1〜
(クハ200−114 京葉線 蘇我駅/撮影:裏辺金好)
モハ201−1〜
(モハ201−219 中央線 豊田駅/撮影:裏辺金好)
モハ200−1〜
(モハ201−219 中央線 豊田駅/撮影:裏辺金好)
▼900番台
1979(昭和54)年1月に1編成が登場した201系の試作車が900番台。クモハ200のみ量産されず、900番台のみに存在。ご覧のように、末期は京葉線で活躍した。クモハ200−901〜
(クモハ200−901/東北本線 大宮駅/撮影:与太郎)
クハ201−901〜
(クハ201−901/東北本線 さいたま新都心駅/撮影:与太郎)
サハ201−901〜
(サハ201−901/東北本線 さいたま新都心駅/撮影:与太郎)
サハ201−901はモハ201−901の電装解除車でパンタ台や配管の台座、MM用とCH用のルーバーはそのまま残された。サハ201−902はモハ200−901の電装解除車でMM用のルーバーは撤去された。
▼体質改善車
JR西日本が2003(平成15)年から開始したリニューアル工事「延命N30体質改善工事」施工車。側窓を大型のものに交換し、戸袋窓を埋め、ベンチレーターを撤去し、屋根の張り上げ化が行われた。前面では、前照灯と行き先表示機を一体化したガラスに収め、ワイパーが空気式から電動化された。車内は化粧板を貼り替え、吊り革の増設などのアコモデーション向上が図られている。クハ201
(クハ201−139 関西本線 天王寺駅/撮影:ロクマルサン)
モハ201
(モハ201−242 大阪環状線 鶴橋駅/撮影:ロクマルサン)
モハ200
(モハ200−242 大阪環状線 鶴橋駅/撮影:ロクマルサン)
サハ201
(サハ201−87 大阪環状線 鶴橋駅/撮影:ロクマルサン)
クハ200
(クハ200−121 大阪環状線 鶴橋駅/撮影:ロクマルサン)
○ユニバーサルスタジオジャパン(ユニバーサルワンダーランド)編成
桜島方より1両目。
(写真:桜島線 ユニバーサルシティ駅/撮影:裏辺金好)※以下すべて
(写真:桜島線 ユニバーサルシティ駅/撮影:裏辺金好)
○ユニバーサルスタジオジャパン(ハリーポッター)編成
桜島方より1両目。
(写真:大阪環状線 野田駅/撮影:裏辺金好)※以下すべて