EF52形


(写真:京都鉄道博物館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1928(昭和3)年
元保有会社:国鉄

●日本初の国産大型電気機関車

 昭和初期、大正期に導入された輸入電気機関車に代わる国産電気機関車の開発が鉄道省と民間メーカーの合同で行われ、その結果誕生した日本初の国産大型電気機関車。

 1928(昭和3)年から1931(昭和6)年までに9両が製造され、東海道本線で使用された。うち、8号機と9号機は歯車比が小さく改良され、製造の翌年にEF54形に改称された。

 1975(昭和50)年に引退し、現在は1号機鉄道記念物に指定されて京都鉄道博物館で保存されている。また、7号機が川崎重工業兵庫工場で保存されているが非公開である。

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