EF71形
ED78形を後ろに従え、奥羽本線の難所を行く。
(写真:奥羽本線 赤岩駅 撮影:daikiti様)
●基本データ
デビュー年:1968(昭和43)年元保有会社:国鉄、JR東日本
●板谷峠越えで長らく活躍
奥羽本線で客車牽引をするために活躍した電気機関車で、ED78形重連でも難所であった板谷峠を越える勾配線区用の高出力車両。数ある交流電気機関車の中でも大型の車両であり、15両が製造され、キハ80系、キハ181系時代の特急「つばさ」の補機としても活躍している。また、機器類をED78形と共通化しており連結運転が可能なため、EF71+ED78の重連で運用されることもあった。山形新幹線開業と共に活躍の場を失い、引退。1号機が新幹線総合車両センターで保存されていたが、2019(令和元)年に解体された。