JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」
(写真:久大本線 豊後森駅/撮影:kajibooh)
●基本データ
登場年:2015(平成27)年運転区間:大分〜日田、長崎〜佐世保
使用車種:キハ40系
●解説
2015(平成27)年8月8日から、JR九州で運転を開始した観光列車。「D&S列車」第10弾として企画されたもので、JR四国から購入したキハ47形を大改造。かつて九州鉄道が1908(明治41)年に投入した九州鉄道ブリル客車(後の通称として「或る列車」)をイメージし、鉄道模型愛好家の原信太郎氏が製作した「或る列車」模型をベースに、水戸岡鋭治氏によるデザイン・設計によって竣工した。金・土・日曜日を中心に1往復が運転されており、時期によって「大分コース」(大分〜日田)と「長崎コース」(長崎〜佐世保 大村線経由)のどちらかで運転。運転初年度は10月12日が大分コース、11月1日から3月30日までは長崎コースだった。
なお、車内では東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフである成澤由浩氏が演出を手掛けたスイーツ等が提供され、サンドウィッチやサラダを閉じ込めた小箱とスープからスタートし、旬のフルーツをたっぷりと使ったスイーツ3品、そしてミニャルディーズ(お茶菓子)へと続く。また、料金は運賃を含めて基本プラン料金 お一人様20,000円〜(二人席をお二人でご利用の場合)とのこと。
車両番号はキハ47 176+キハ47 1505が、キロシ47 9176+キロシ47 3505に改番されている。
●車内と食事の様子など
乗車(チェックイン)は、1号車からのみとなります。赤い絨毯にテンションが上がります。
(以下、特記あるまで撮影&解説:うめ吉)
1号車の車内。2人掛けと4人掛けのテーブル式です。すでに食事の用意は整ってました。
1号車の奥には飲み物のカウンターが。席でオーダーするとここから運ばれてきます。
2号車のエントランス。気分は完全にななつ星です。
2号車の車内。両サイドに個室が整然と並んでいます。
個室内部。狭そうに見えますが、結構広くゆっくりくつろげます。
本日のメニューです。(ドリンクは、おかわり自由ですが、ほどほどに・・・・)
まずはスパーリングワインで乾杯!
あとは、食事と・・・。
スープと・・・。
ワインと・・・。
デザートが3種類続きます。
最後にメインのデザート。あくまでも、主役はデザートです。
●外観ロゴマークなど
●ギャラリー
豪華列車「七つ星」との並び。
(写真:久大本線 豊後森駅/撮影:リン)
(写真:久大本線 豊後森駅/撮影:リン)
(写真:久大本線 豊後森駅/撮影:kajibooh)
(写真:久大本線 豊後森〜北山田/撮影:リン)
キハ71系特急「ゆふいんの森」と列車交換。
(写真:久大本線 野矢駅/撮影:リン)
「或る列車」長崎コース。
(写真:長崎本線 長崎駅/撮影:裏辺金好)
こちらも「或る列車」長崎コース。長崎地区で運転されるキハ66系との並び。
(写真:長崎本線 長崎駅/撮影:裏辺金好)