越乃Shu*Kura
青海川駅に停車中の快速「ゆざわShu*Kura」。
(写真:信越本線 青海川駅/撮影:リン)
●基本データ
登場年:2014(平成26)年運転区間:上越妙高〜十日町(越乃Shu*Kura)、上越妙高〜越後湯沢駅(ゆざわShu*Kura)、上越妙高〜新潟(柳都Shu*Kura)
使用車種:キハ40系
●解説
2014(平成26)年5月2日から、高田〜十日町間で運行を開始したJR東日本の観光列車。例年、3月から11月の金曜日・土曜日・休日を中心に1日1往復されており、2015(平成27)年3月14日に北陸新幹線(長野〜金沢間)開業に伴い、始発駅を上越妙高へ延伸している。なお、行先は主に3タイプあり、十日町行きを快速「越乃Shu*Kura」、越後湯沢行きを快速「ゆざわShu*Kura」、新潟行きを快速「柳都Shu*Kura」として案内。このうち、上越妙高〜長岡間は3列車共に共通ルートかつ同一ダイヤで運転されている。
地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトとし、愛称名の「越乃Shu*Kura」は越後の酒蔵と豊かな自然をイメージして命名したもの(越乃=越後、Shu=酒、Kura=蔵、*=米・雪・花)。地酒の振る舞いが行われるほか、地酒の利き酒など様々な商品の販売や2号車を使ってジャズまたはクラシックミュージシャンによる生演奏など、様々なイベントが車内で実施されている。
●1号車
キハ48-558
(写真:飯山線 十日町駅/撮影:裏辺金好)
1号車はびゅう専用ということもあり、入り口からサッと撮影。多彩なシートが用意されている他、旅行商品らしく専用の料理も用意されているとかで、どうせ乗るなら少々割高でもこちらの方が良いのかもしれません。 (撮影:リン)
●2号車
キハ48-1542
(写真:信越本線 青海川駅/撮影:リン)
2号車のサービスカウンター「蔵守〜Kuramori〜」。利き酒やおつまみを提供しています。おつまみは肉・魚・野菜と意外と豊富なラインナップ。ビールまでありました。当然、呑むなら日本酒ですが。 (撮影:リン)
2号車のイベントスペース。ジャズの生演奏や蔵元イベントと称して試飲が振る舞われるなどいろいろありました。まるで立ち飲み居酒屋。なお、信越本線内で海側となる側面は足下まで窓が拡大されています。一方、山側は酒蔵をイメージしてか敢えて窓が小さくなるようパネルがはめられています。 (撮影:リン)
(撮影:リン)
●3号車
キハ40-552
(写真:飯山線 十日町駅/撮影:裏辺金好)
一般客向けという位置づけになる3号車。長岡方向の先頭車です。 (撮影:リン)
広々としたリクライニングシートを4席9列配置。このあたりはHB-E300系「リゾートしらかみ」など他のリゾートトレインと同等の設備と言えそうです。 (撮影:リン)
運転席直後、改造前はデッキがあったあたりにはフリースペースとしてソファを配置。できれば小さくでもテーブルがあった方が良かったのでは…? (撮影:リン)
●その他
車体側面のロゴ。「米」の字ですね。 (撮影:リン)
高田駅に入線する快速「ゆざわShu*Kura」。
(写真:信越本線 高田駅/撮影:リン)
(写真:飯山線 十日町駅/撮影:裏辺金好)
クルージングトレインとの並び。
(写真:飯山線 十日町駅/撮影:裏辺金好)
(写真:信越本線 長岡駅/撮影:ネオン)
(写真:信越本線 長岡駅/撮影:ネオン)
今では見られない681系特急「はくたか」との並び。
(写真:信越本線 越後湯沢駅/撮影:リン)