Ｍ２５０系
日本初の貨物電車である「スーパーレールカーゴ」
（写真：東海道本線 新大阪駅／撮影：リン）
●基本データ
デビュー年：２００３（平成１５）年保有会社：ＪＲ貨物
●世界初の動力分散式を用いたコンテナ貨物電車
２００３（平成１５）年に誕生した世界初の「貨物電車」で、愛称は「スーパーレールカーゴ」。東京貨物ターミナルと大阪・安治川口間を約６時間で結ぶことを目的に製造された車両で、ＪＲ貨物で最速の１３０ｋｍ／ｈでの運転を行っている。また、運行時間が早朝深夜の１往復のみであるため、見かけることが非常に難しい列車である。登場から現在に至るまで、佐川急便による貸切運行で、コンテナの塗装はすべて佐川急便の「ギャラクシーカラー」で統一されているのが特徴。ヘッドマークも佐川急便のものが取りつけられている。
編成は前後２両が動力車、その他中間の１２両が付随車の１６両編成で、動力車にはコンテナが１個、付随車には２個積載する事が可能となっている。なお、運行時はコンテナが全て積まれた状態で運転されるため、コンテナが満載にならなかった場合は死重用のコンテナが積載される。
●ギャラリー
ヘッドマークがシールタイプとなった状態。
（写真：大宮総合車両センター／撮影：裏辺金好）
ヘッドマークがシールタイプとなり、SAGAWAと単純化された状態。
（写真：東海道本線 大船駅／撮影：裏辺金好）
こちらはヘッドマークが取りけられていない。
（写真：東海道本線 大船駅／撮影：裏辺金好）
