阿武隈急行AB900系


編成ごとにアクセントカラーが異なる阿武隈急行のAB900系。AB-1編成は薄藍色を採用。
(写真:阿武隈急行線 瀬上駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:2019(令和元)年
運行区間:阿武隈急行線、JR東北本線

●E721系ベースのカラフルな車両

 阿武隈急行全線電化時にから活躍する8100系の置き換えのために導入されている車両で、2両編成×10本=20両が総合車両製作所で製造予定。2019(令和元)年7月1日に運用を開始した。

 基本的にはJR東日本のE721系1000番台の2両編成版で、車内設備も概ね同一。座席はボックスシートを中心に、扉付近は2人掛けのロングシート。座席モケットは、福島方は花の王国を表す暖色系、槻木方は杜の都を表すグリーン系としている。また、バリアフリートイレを設置している。

 外観は沿線自治体の自然や花をテーマに、アクセントカラーを5種類採用。現在のところAB-1編成は薄藍色、AB-2編成とAB-7編成は緑色、AB-3編成は黄色、AB-4編成が桃色、AB-5編成が橙色、AB-6編成が赤色となっているが、2022(令和4)年7月30日からAB-2編成はポケモンラッピング電車「阿武急 ラプラス&ラッキートレイン」となっている。また、先頭部横に連結面の「A」をモチーフにしたロゴが大きく描かれている。

●カラーバリエーション


AB-2編成とAB-7編成は緑色がアクセントカラー。なお、AB-2編成は2022(令和4)年7月30日から「阿武急 ラプラス&ラッキートレイン」として運転中。みやぎ応援ポケモン「ラプラス」と、ふくしま応援ポケモン「ラッキー」が描かれたラッピング車両となっている。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:リン)

AB-5編成は橙色がアクセントカラー。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:リン)

AB-6編成は赤色がアクセントカラー。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:リン)

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