甘木鉄道AR100形


前面非貫通型のレールバス。
(写真:甘木鉄道 甘木駅/小田急3000形)

●基本データ

デビュー年:1986(昭和61)年

●様々な部品を組み合わせて誕生した、両運転台車両

 甘木鉄道開業に伴い投入された、富士重工業製レールバスタイプの車両で、全長15.5m。伊勢鉄道イセ1形、長良川鉄道ナガラ1形と同形状となっており、車内は中央部に固定クロスシート4組を配したセミクロスシート。また、方向幕などは設置されず、運転台に「基山―甘木」の文字を掲出するにとどめている。

 老朽化に伴い、AR300形に置き換えられ、2006(平成18)年に全車が引退。AR104号は、朝倉市の「生い立つ保育園」に保存されている。

●保存車両(AR104号)


屋根の下で大切に保管されている。
(撮影:裏辺金好)

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