阿佐海岸鉄道ASA−100形、200形


ラストランヘッドマークを付けたASA−101。
(写真:阿佐東線 海部駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1992(平成4)年
元運行区間:阿佐東線

●開業時から活躍した主力車両

 阿佐海岸鉄道が保有する新潟鐵工所(現、新潟トランシス)製の軽快気動車(NDC)で、土佐くろしお鉄道TKT8000形とほぼ同一の構造を持つ。

 路線の短さから2両しか投入されてないが、ASA−101は中央部が転換クロスシート、両端がロングシートであり、ASA−201は中央部がソファー、その両脇がセミクロスシート、両端がロングシートという相違がある。また、外観は2両ともほぼ同一ながらも、ASA−201は「宝くじ号」と運転台窓下に表記されている。

 なお、ASA−201は2008(平成20)年6月30日に脱線・衝突事故を起こして廃車となってしまった。残るASA−101も、DMV化に伴い2020(令和2)年11月30日を以て運用を終了し、現在は海部駅の旧ホームで静態保存されている。

●ASA−201


宝くじ号の表記があるASA−201
(写真:阿佐東線 甲浦駅/撮影:ひょん君)

●ASA−101(車内など)


(撮影:リン)

運転台の様子
(撮影:リン)

(写真:阿佐東線 甲浦駅/撮影:はっしー)

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