叡山電鉄デナ21形
(写真:叡山本線 鞍馬駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1928(昭和3)年元運行区間:叡山本線、鞍馬線
●叡山電鉄の祖は、鞍馬駅で後輩を見守る
鞍馬線開業を控えて、叡山電鉄の前身である京都電燈と、その子会社である鞍馬電鉄の両社が共に投入した形式で、京都電燈が21〜24の4両を、鞍馬電鉄が121〜126の6両を運用した。京福電鉄、さらに叡山電鉄となるまで長期に渡って主力として活躍を続けたが、1994(平成6)年に21−22編成が「さよなら運転」を行い、ついに引退した。
しかし、21号車の先頭部がカットされて鞍馬駅にて展示(車輪も展示)。少々寂しい姿となったものの、現在でもその姿を見ることが出来るのは嬉しい限り。