江ノ島電鉄500形(初代)
502編成は運行末期にプラレールをPRするステッカー類が貼られていた。
(写真:江ノ島〜腰越/撮影:小田急3000形様 ※禁転載)
●基本データ
デビュー年:1956(昭和31)年元運行区間:江ノ島電鉄線
●丸みを帯びたヨーロピアンスタイル
500形は2編成が投入され、前面の丸みを帯びたデザインが特徴的。両開き扉、一段下降窓、運転台仕切りなど、当時の新機軸を取り入れた意欲的な江ノ電の看板車両だった。1984(昭和59)年から翌年にかけて、2編成共に前面部曲面ガラスの廃止による正面5枚窓化(※従来は3枚)、客用扉の片開き化、戸袋窓の設置などの改造が行われ、印象を変えている。
2002(平成14)年1月に501編成が、2003(平成15)年に502編成が引退している。
●改造前の姿
(写真:江ノ島〜腰越/撮影:JS3VXWの鉄道管理局 ※禁転載)
●プラレール広告
(写真:鎌倉駅/撮影:小田急3000形様 ※禁転載)
●保存車
502号がカットモデルとなって極楽寺検車区で保存。
(写真:極楽寺検車区/撮影:裏辺金好)