江ノ島電鉄600形
登場時や運行末期の一時期はは赤+クリーム色のツートンカラー。ちなみに写真の602は、1988年に651に改番。
(写真:鎌倉高校前駅/撮影:daikiti)
●基本データ
江ノ島電鉄デビュー年:1970(昭和45)年元運行区間:江ノ島電鉄線
●東急電鉄からの譲渡車両
元々は東急玉川線、世田谷線で活躍したデハ80形(87〜90)の4両で、江ノ島電鉄への導入にあたっては、軌間の変更(1,372mm → 1,067mm)、客用扉ステップの撤去、片運転台化などが実施されたほか、後には腰板への前照灯、尾灯の移設などが行われている。1990(平成2)年までに全車が引退し、601号は東急世田谷線の宮の坂駅で保存されているほか(塗装は東急時代の緑一色へ)、江ノ島駅付近の和菓子店「扇屋」で651号の先頭部分が展示されている。
●カラーバリエーション
江ノ電標準の緑色+クリーム色のツートンカラー
(写真:江ノ島〜腰越/撮影:JS3VXWの鉄道管理局 ※禁転載)
●保存車両
東急時代の塗装に戻され、江ノ島電鉄時代の車番とEERの社名で展示されている601号。
(写真:東急世田谷線 宮の坂駅/撮影:裏辺金好)
江ノ電もなかでお馴染み「扇屋」で店のシンボルとなっている651号のカットモデル。
(撮影:裏辺金好)