阪急電鉄２８００系
特急標識を左右の前面窓下に掲出。
（撮影：透様）
●基本データ
デビュー年：１９６４（昭和３９）年主な元運行区間：京都線、千里線、嵐山線
●２扉セミクロスシート版２３００系
京都線の新型車両２３００系は投入後、３扉ロングシートのまま特急運用についていたが着席の問題で特急運用としては不評だった。そのため、２扉セミクロスシート車として設計変更されたのが本系列で、１９７３（昭和４８）年まで５６両が製造されて、特急運用、そして急行、普通運用で活躍した。後継車両の登場に伴い、１９７６（昭和５１）年からは３扉化へ改造。そして老朽化に伴い１９９５（平成７）年に編成全体が２８００系であるものは全て引退し、２３００系に組み込まれていた車両も２００１（平成１３）年までに引退している。
