阪急電鉄7000系「京とれいん 雅洛」


(写真:京都線 淡路駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2019(平成31)年
主な運行区間:京都線

●車内に日本庭園?さらに進化した「京とれいん」

 「京とれいん 雅楽」は、2020(平成31)年3月23日から梅田〜河原町(現・大阪梅田〜京都河原町)で運転を開始したもので、7000系7006Fを改造したもの。側面の中央扉が閉鎖され3ドアから2ドアに変更され、代わりに円窓を設置。また、行先・種別表示幕のフルカラーLED化、車内案内表示器の扉上にLCD化が行われている。

 車内は「ご乗車されたときから京都気分」をコンセプトにし、1・6号車は「ゆったりとした京町屋の空間」をイメージして畳調のボックスシートを主体。3・4号車は窓向き座席とカウンターテーブル、一人座席を配置。2号車は「枯山水の庭」、5号車は「京町屋の坪庭」を車内中央に配置したロングシート主体の車内となっている。
 

●外観


ヘッドマーク
(撮影:裏辺金好 ※以下、全て)




●車内の様子



1号車:季節…秋、植物…楓がテーマ。紅葉文様を代表する図柄「流水に楓」を用いた秋の京都を感じる車両。


2号車:季節…冬、植物…竹がテーマ。枯山水の箱庭と雪見障子が相まって、凛とした京都の冬を感じる車両。



3号車:季節…春、植物…桜がテーマ。桜散らしの柄を使用して、はんなりとした京都の春を感じる車両。



4号車:季節…夏、植物…葵がテーマ。貴族に愛された杜若(かきつばた)をあしらった、夏の京都を感じる車両。




5号車:季節…初秋、植物…芒(すすき)がテーマ。去りゆく夏から初秋へ移りゆく季節感が味わえる車両。


6号車:季節…早春、植物…梅がテーマ。新春を迎えた京都を感じさせる煌びやかな車両。

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