阪急電鉄7300系
アイボリーが上部に入った現在の姿。
(写真:淡路駅/撮影:うめ吉)
●基本データ
デビュー年:1981(昭和56)年主な運行区間:京都本線
●7000系の京都線版
7000系の京都線用として登場したもので、1989(平成元)年までに83両が建造された。7000系同様に製造初期の車体は鋼製車両だが、第3編成以後の車両はアルミ車両となっている。また、大阪市交通局直通運転にも対応しており、1985年にはラッシュ時の増結・解放を考慮して2両編成の増結車両も増備された。その際、大阪方の先頭車を含め全自動密着連結器を設置した。
さらに、一部の車両でVVVF装置と交流主電動機の長期実用試験車両や、パワーウィンドの採用・車椅子スペースの設置など車内設備の見直しも行われた。塗装は7000系同様に、外装はデビュー当時は伝統のマルーン一色であったが、後に6300系同様に屋根部アイボリーの塗装が追加された。
8両編成と増結用の2両編成が存在。