阪急電鉄9000系


フルカラーLEDは視認性も良い。
(写真:十三駅/撮影:うめ吉)

●基本データ

デビュー年:2006(平成18)年
主な運行区間:神戸本線、宝塚本線

●フルカラーLED表示機を採用

 宝塚線、神戸線系統の車両で、快適性向上と、更なるバリアフリーを目指して開発された次世代の標準通勤電車。
 京都線用の9300系同様に日立製作所笠戸工場で製造されたもので、3扉ロングシートの構成。車体構造はアルミダブルスキンで、開発コンセプト・外観は、9300系とほぼ同一仕様になっている。

 前面・側面の種別・行先表示装置は従来の幕式表示器からフルカラーLED式表示器に変更し、これは阪急では初めて採用されたもの。また扉間のシートは3・2・3人用に仕切りを設け座席定員を明確化し、さらに車内案内情報装置を、従来のLED方式から大型のLCD(液晶)に変更したのが特徴である。

 設計最高速度は130km/hと、非常に高性能な車両。

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