北陸鉄道8000系
裾絞りがなく、側扉が片開きが特徴の8000系8800番台。なお、写真の8801編成の行先表示は「北鉄金沢←内灘」のアクリル板で固定。
(写真:浅野川線 内灘駅/撮影:デューク)
●基本データ
デビュー年:1962(昭和37)年北陸鉄道デビュー年:1996(平成8)年
運転区間:浅野川線
●浅野川線の主力車両
京王電鉄井の頭線で活躍した3000系(第1〜第5編成の両端先頭車)を電装化の上、2両編成×5本導入したもの。裾絞りがなく、車体幅が2700mmで側扉が片開きの編成(旧京王3000系第1編成・第2編成)と、裾絞りがあり車体幅が2800mm(旧京王3000系第3〜第5編成)と広く側扉が両開きの編成の2種類があり、北陸鉄道では狭幅車を8800番台、広幅車を8900番台として区分している。
なお、浅野川線は8000系で車両を統一することになったため、架線電圧を600Vから1500Vへ昇圧した。
後継車両として東京メトロ日比谷線で活躍した03系の導入が進められており、2020(令和2)年から廃車が始まっている。
●カラーバリエーション
2022(令和4)年7月9日から8802編成が京王井の頭線時代に塗られていたアイボリーホワイトに復刻されている。
(写真:浅野川線 粟ヶ崎〜蚊爪/撮影:リン)
●8900番台
裾絞りがあり、側扉が両開きが特徴の8900系。
(写真:浅野川線 内灘駅/撮影:デューク)
2021(令和3)年に引退した8901編成。引退に際しては大型のヘッドマークが掲出された。
(写真:浅野川線 内灘〜蚊爪/撮影:リン)
●車内の様子
8800系の車内。
(撮影:デューク)