上毛電気鉄道700型
京王時代のごとく、前面が様々な色に塗られる700型。側面帯は全て共通。
導入当初は、全てがこの711Fと同様の薄青緑色(フィヨルドグリーン)が塗られていた。
(写真:上毛線 片貝〜上泉/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1962(昭和37)年 /上毛電鉄デビュー年:1998(平成10)年運行区間:上毛線
●上毛電鉄の主力車両
京王電鉄初のオールステンレスカー3000系として登場したもので、1988年まで量産が続けられた。製造期間の非常に長い車両である。 外観は従来車両の前面2枚窓の湘南スタイルを継承する一方、ステンレスの単調さをカバーするために正面を強化プラスチック(FRP)製とし、編成別に7色(レインボーカラー)に着色されているのが大きな特徴。さて、上毛電鉄に移籍した車両は2両編成×8本の陣容で、700「型」と呼称される。700型導入によって東武鉄道から譲渡された既存の営業用車両を一新し、初の冷房付きステンレス車体の車両として運用を開始。ワンマン運転の実施も開始による運行経費の削減、ステンレス車体のため塗装などメンテナンス費用が削減されるなど、上毛電鉄の経営改善に貢献している。
●カラーバリエーション&車内の様子
712Fは青(ロイヤルブルー)に塗られている。
(写真:上毛線 大胡駅/撮影:裏辺金好)
713Fは赤(フェニックスレッド)に塗られている。
(写真:上毛線 西桐生駅/撮影:裏辺金好)
714Fは黄色(サンライトイエロー)に塗られた上、現在は「はしる水族館」として車内・外に海産動物のイラストシールを貼付している。
(写真:上毛線 大胡駅/撮影:裏辺金好)
715Fは桃色(ジュエルピンク)に塗られている。
(写真:上毛線 天王宿駅/撮影:裏辺金好)
716Fは淡青色(パステルブルー)に塗られている。
(写真:上毛線 西桐生駅/撮影:裏辺金好)
717Fは薄緑色(ミントグリーン)に塗られている。
(写真:上毛線 大胡駅/撮影:裏辺金好)
718Fはオレンジ色(ゴールデンオレンジ)に塗られている。
(写真:上毛線 片貝〜上泉/撮影:裏辺金好)
各色が勢ぞろいした中央前橋駅にて。
(写真:上毛線 中央前橋駅/撮影:Mt.赤城様)
車内の様子。ちなみに写真は風鈴電車として運転されたときのもの。
(撮影:裏辺金好)