上信電鉄1000系
玩具メーカー桃源堂のラッピング広告車であるクモハ1001 - クモハ1201。
(写真:上信線 根小屋〜高崎商科大学前/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1976(昭和51)年運行区間:上信線
●斬新なデザインで登場したオリジナル車両
新潟鐵工所(現、新潟トランシス)で3両編成(クモハ1001+モハ1201+クハ1301)が製造された、上信電鉄オリジナル車両。運転台の主幹制御器へのワンハンドル式採用、全電気指令式ブレーキの導入、大きな前面1枚窓などシステム面、デザイン面で地方私鉄として画期的なもの。しかし3両編成は次第に輸送力過剰となっていき、2002(平成14)年に改造が行われ、クモハ1001+クモハ1201、増結用クハ1301の体制に改め、同時期に冷房化改造も行われている。なお、クモハ1201はモハ1201にクハ1301の運転台を接合したもの。運転台を失ったクハ1301は、今度は新たにデハ250形風の運転台を取り付けている。
●カラーバリエーション
こちらも玩具メーカー桃源堂のラッピング広告車であるクモハ1001 - クモハ1201。ラッピング内容は時期によって異なっている。
(写真:上信線 高崎駅/撮影:裏辺金好)
2012年から、下仁田町のコンニャク食品メーカー・ヨコオ食品工業の「こんにゃく博物館」ラッピングとなったクハ1301。既存の1000系と異なり、デハ250形スタイルの前面形状が特徴。
(写真:上信線 南高崎〜根小屋/撮影:裏辺金好)
2019年から、上半分がスカイブルー、下半分が白のツートンカラーに変更されたクハ1301。
(写真:上信線 根小屋〜高崎商科大学前/撮影:裏辺金好)