鹿児島市交通局7500形
フルカラーLEDとなった行先表示が目を引く。
(写真:高見馬場〜天文館通/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2017(平成29)年●3代目の超低床車両
老朽化した500形置き換えのために投入された2車体連接の超低床車両で、愛称は「ユートラムIII」。アルナ車両が製造を担当し、同社のリトルダンサーの「タイプX」をベースに開発。初代のユートラムである1000形とほぼ同じ車体長の14.4mでありながら、運転台のコンパクト化などで定員は58名から68名へ増加している。
塗装は運転台周辺をブラックフェイスとし、鹿児島市交通局の標準色である黄色と緑色を明るくした上で配置を入れ替えた雰囲気。南国鹿児島の太陽をイメージした黄色と、併用軌道区間全線に導入された芝生軌道をイメージした緑色としている。
客室内の照明は全てLED。また、車内案内表示装置として、2画面による液晶ディスプレイを運転室背面に設置している。