北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9000形


黄緑とオレンジのラインがアクセント。
(写真:京成本線 京成高砂駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1984(昭和59)年
主な運転区間:北総鉄道北総線、京成電鉄押上線、都営浅草線、京急本線、京急空港線、京急逗子線、新京成線

●千葉ニュータウン鉄道保有の通勤車両

 京成電鉄100%子会社である千葉ニュータウン鉄道が所有し、北総鉄道が管理・運行を行う車両。元は住宅・都市整備公団2000形を名乗っていたが、相互直通運転を行う京浜急行にも同形式車が存在する事から、重複を避けるために現在の形式に改められた。

 性能は北総鉄道7000形とほぼ同じであるが、前面は奇抜なデザインにはならず普通の顔つきとなった。また新京成線乗り入れ時代の名残である、新京成用の空間波無線アンテナが残っている。それが幸いしてか新京成との乗り入れが終わった後にも、新京成用の新車の回送のために9000形が何度か新京成線に乗り入れたことがある。

 2017(平成29)年3月に引退した。

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