京成電鉄3200形(2代目)


先頭車と中間車の2両で1ユニット組んだ、従来にない編成方式を採用。
(写真:京成本線 京成高砂駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2025(令和7)年
運行区間:京成本線、千葉線

●人や環境にやさしいフレキシブルな車両

 3500形などの置き換えを目的に開発された車両で、「人や環境にやさしいフレキシブルな車両」をコンセプトに、4両編成から8両編成まで、輸送需要に応じて2両単位で編成車両数の変更出来るのが特徴。

 制御装置は、ハイブリッドSiC素子を適用したVVVFインバータを採用し、3500形と比べて約69パーセントの電力使用量削減を実現した。

 車体はステンレス製で、外観の特徴としては京成としては久しぶりに正面の中央部に貫通扉を設置したこと。また、カラーリングは京成の標準である赤帯と青帯を配している。

 車内はオールロングシートで、座席モケットは青色(優先席は赤色)を基調に、「ソメイヨシノ」「なのはな」をあしらったほか、先頭車には車いすスペース、中間車にはフリースペースを設けている。また、扉上に17インチワイドLCDによる車内案内表示装置を設置している。

●車内の様子など


(撮影:裏辺金好)

優先席の様子
(撮影:裏辺金好)

運転席後ろには座席が設置されず、腰当てを設置。
(撮影:裏辺金好)

LCDによる車内案内表示
(撮影:裏辺金好)

種別・行先表示
(撮影:裏辺金好)

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